156話 ページ7
そこまでだ!‼
クレオ「‼!」
イム「『クレオパトラ』‼!」
イムホテプ達も駆けつける。
操られた神官達には幻覚を見せる。
クレオパトラの体が動かなくなる。
クレオ(“イシスの言霊”か‼)
ラト「貴女の素性も目的もは全てセドに教えて貰ったわ。」
イム「共に宿命を呪った者同士。
女王よ。如何に未練があろうとも、
俺達、
大人しく投降せよ、クレオパトラ‼!」
クレオ「…〈
・
稲羽「支部長‼」
晴吾「はやく外すぞ‼」
手錠を破壊しようとする。
手錠に触れると電流が自分たちにも流れてきた。
八咫はもう遅い。自分を殺せと言う。
晴吾はそれに黙ってろと言う。
天妃が機械に触れて、電流を自身に流す。
稲羽「Σちょ‼ それ大丈夫なんスか⁉」
天妃「大丈夫ッと言ったら、嘘になるがとっと手錠壊せ。」
八咫に微笑む。
晴吾「あんたには聞くことがある‼
それに…はじめて約束したんだ。」
天妃「“必ず連れて帰ってくる”ってね‼
変な罪悪感抱え込んで、破らせないでくださいよ‼
アンタにゃあ天寿全うして死ぬならともかく、こんなところで死なれたら
あの時の言葉の訂正や謝罪も‼ 恩を返せずに逝かれたとなっちゃあ、困るんだ‼
こんな問題児どもを誰が叱ってくれるというんですか‼」
お前ら…
・
クレオ「一度死んだ者に……、
2度と夢を抱いてはいけないと…?」
妾にだって
〈現代〉があった‼!
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桐谷「コンス君…。」
コンス「はい?」
桐谷「マガイが解放された。
至急、例の剣を急ぐぞ。」
胸の赤い石が煌く。
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作者名:not厨二病者 | 作成日時:2020年3月16日 12時