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191話 ページ44
ジェゼル「…俺は」
涙が溢れる。
「お前と友達に…
戻りたいんだ…。」
ジェゼルの中の世界が崩れていく。
…
その様子をジェゼルの「太陽の魂」を用いて創られたセケムケトは感じた。
ネズミ「ジェゼル王よ。ご報告があります。」
黒ジェゼ「ん何？」
いつのまにか居たネズミがジェゼルに耳打ちする。
ネズミ「イラクの周辺で何やらアメン神官団の者たちもろともマガイを駆逐されているようです。」
ジェゼルはその報告に少し顔を顰める。
黒ジェゼ「そいつはまいったな。引き続き報告を頼む。」
ネズミ「御意に。」
ネズミは立ち去った。
黒ジェゼル「セケムケト‼」
ケセム「はい。」
黒ジェゼ「もう少しで大きなコトが起きる。
その時にお前には最前線に立ってもらう。」
セケムケトは手を交差させて跪く。
セケム「はっ‼」
セケム(こんな世界、壊してやる…ッッ‼!)
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作者名：not厨二病者 | 作成日時：2020年3月16日 12時
