【Im～イム～】白翼の乙女《第5章》 (ページ38)

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185話ページ38

桐谷/イム「「ただいまー‼」」

帰宅した2人は陽乃芽とアヌビスに抱きつかれる。

陽乃芽/アヌ「「お帰りなさい‼」」

羽羽方「あ、2人ともお帰りー‼」

桐谷「ただいまです。
　あの2人とも、お腹苦しい。俺の腹筋に2人の腕が食い込んでる…。」
イム「あ、コラ!
　アヌビス鼻水をつけるでない‼」

ねぇ、何このアットホーム感よ…。←

イム「パパ殿！
　今日の夕餉は何ぞ⁉」

桐谷(育ち盛りだからなー。)

そんな事を考えると桐谷は少し寂しく思うところがある。
体の成長を止めているため、これ以上歳を取ることはない。

この選択に悔いはないが、時々寂しく思う。

桐谷は博士を見て呟く。

桐谷「……父さん…。」

羽羽方「( ・∇・)」
陽乃芽「(°▽°)」
イム「(O_O)」
アヌ「(O_O)」

桐谷「あ、すいません…。」
　 (俺は博士とどんだけ年離れてると思ってんだよ⁉)

羽羽方「日向君…。(ｼﾞｰﾝ」
陽乃芽「兄さん…。(ｼﾞｰﾝ」

羽羽方氏まで抱きつかれる。

桐谷(……
　あの人も父に愛されてたら、俺や彼奴も他の子と同じように愛してくれたのかな…？)