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170話 ページ23
天妃「第2波も来るな…。」
稲羽は全員を抱えて『月兎・我威流怒』でその場を離れる。
全員を抱えたので、少々息が切れている。
ラト「稲羽君、スゴイ。」
天妃「一番手っ取り早いのが、」イム「依代を破壊する事だな。」
稲羽「依代⁉」
天妃「私や兄さんもそうだが、この世ならざる者がこの世にその体を具現化するには器が必要だ。その必要な器が壊されるとたちまち弱体化する。」
イム「というわけで、被害が広まる前に死ぬ気で探し出せ！」
稲羽「探せったってどこにあんだよ⁉」
天妃「さぁ？
どっかにあんじゃない？」
稲羽「ザ・適当‼
昔からそうだったけど‼」
稲羽のツッコミが冴え渡る。
イム(…せめて、空さえ晴れておれば…！)
……
一方本部、
桐谷「ねぇ、コンス君。」
コンス「何ですか？師匠。」
二人は小さな部屋にいる。
桐谷「別に元々こういうのを生業としてから良いけど、
ピッキングとか、こういう機械を解除するのさ。昔、教えたでしょ？」
コンス「だってこういうのは
桐谷「はぁああ、そうかいそうかい。
勝手にしやがれ、あほコンス。」
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作者名：not厨二病者 | 作成日時：2020年3月16日 12時
