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店内の中でちょうど隅の席が空いていた。
岩「奥どうぞ」
『ありがとうございます。』
周りから顔が見えないように、店内に背を向けるように座る。
『今日暑いですよねー、、やけそう』
岩「ほんとですね、お水ありがとうございました」
『お節介かなとも思ったんですけど、良かったです。』
暑いからなのか、少し長めの髪を一つにまとめている。
首の汗をハンカチで拭く仕草が、なんとも言えない感情になる。
用意された氷水を一口で飲み切る。
この時にマスクをとったから、知っている人なら俺のことがわかるはず。
しかし、この女性は特に反応は示さなかった。
『えっと、、どうしました？
私の頭になにかついてます？』
岩「いや、なんでも、」
自意識過剰かと思われるかもしれないけど、この方がファンとなると困る。
お礼したいという気持ちだけで誘ってしまったが、俺らのファンだと色々と面倒なことになる。
岩「俺のこと知りません？」
『すみません、どこかでお会いしましたっけ？』
この反応は、演技でもなく本当にわからないようだ。
少しの安心と、まだ頑張らなければという思いが混ざる。
岩「いえ、わからなかったら大丈夫です。」
『すみません、無駄な事は覚えてたりするんですけど、、笑』
少しはにかんでいる顔に少しドキッとしてしまう。
え、"ドキッ"？
勘違いかもしれない、今はスルーだ。
岩「もしよければ、お名前伺ってもいいですか？」
『あ、Aっていいます。』
岩「Aさん」
『伺ってもよろしいですか？』
岩「あー、俺は
照っていいます」
『ひかるさん、、どんな字なんですか？』
岩「照らすっていう字でひかるって読むんですよ」
『え！あの字ってひかるって読むんだ、、
いいお名前ですね。周りの人を明るく照らしてくれそう。』
名前まで伝えてわからないならおそらく本当に知らないんだろうな。
岩「今日はお一人なんですか？」
初手がこの質問まずかったか。
ナンパかと思われるかもしれない。いや既にナンパしてるようなもんだけど。
『この後友達と約束してるんですけど、2時間ほど遅れそうって言われたんで、なんかおしゃれだなーと思ってここで並んでたんです。』
岩「そうだったんですね」
『ガトーショコラ美味しいっておっしゃってましたけど、何回か来られた事あるんですか？』
岩「ここは3回目くらいかな、家近くてよく来るんですよ」
『この辺近いんですね！』
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Saori(プロフ) - 名無し21087号さん» ありがとうございます！m(_ _)m (2022年11月3日 0時) (
レス) id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
名無し21087号(プロフ) - Saoriさん» 了解です！！Twitter やっているので フォローさせていただきます 🎶 (2022年11月2日 20時) (レス) id: cd02db86d5 (このIDを非表示/違反報告)
Saori(プロフ) - 名無し21087号さん» もしTwitterやっていらっしゃれば、私のTwitterにフォロリク送っていただいて、その小説のurlなどを教えていただいてもいいですか？是非読ませてください！ (2022年11月2日 20時) (レス) id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
名無し21087号(プロフ) - Saoriさん» ありがとうございます！プリ小説で使わせていただきたいです ！！ (2022年11月2日 20時) (レス) id: cd02db86d5 (このIDを非表示/違反報告)
Saori(プロフ) - 名無し21087号さん» どこかに使われますかね？問題ないですよ！コメントしていただきありがとうございます！ (2022年11月2日 20時) (レス) @page8 id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Saori | 作成日時：2022年3月25日 13時
