依頼 ページ43
無事テストが終了したらしく、2週間ぶりに俺の家で飯を食っている。
カメラマンのお願いをしてみた。
岩「というわけでさ、どう？
みんないいじゃんって言ってんだけどさ」
『えぇ？？普通の写真しか撮りませんけど』
岩「でもライブの写真Twitterに載せていいねきてんでしょ？」
『まあそこそこにはくるけど、、』
岩「じゃあうまいじゃん」
『仕事依頼されるほどではないっていうか、、』
岩「俺らみんなと仲良くて一番いい写真撮るのがAなんだよ」
『そう言われると照れくさいけどさぁ、、』
髪を耳にかけて照れくさそうな顔をして食べ進めている。
これはあと一押しだな。
岩「いいじゃん、ね？お願い！！！」
ちょっと悩んでいる表情をしている。
しかし真剣に悩んでいるというより、少し口角が上がっているから前向きに並んでいるとみられる。
『ほかにおらんのやったら、、やるよ、、、』
岩「ありがとう！みんなに連絡するわ！」
グループLINEで承諾してくれた旨を報告すると、みんなから喜びのスタンプが送られてくる。
康二は、俺と勝負や！って言っていたり、めめは気が抜けねぇぞ、、って気合い入れていたり。
気合い入れてたら企画の主旨からずれんだけど。
『ねぇね』
岩「ん？」
『あ、まって、今の「ん？」やばいわ』
そういうと、かなりにやけた表情をして口元を押さえて下を向いてしまった。
岩「やばいって何が笑」
『破壊力が』
岩「どういうことだよ笑笑」
『「ん？」って言った時の表情とか声のトーンとか、私含め女の人は好きやからさ。』
突然黙ると、綻んだ表情から一変、曇った顔になってしまった。
頭の中で何かがグルグルと回っているんだろうか。
すると表情はそのままで、再び口を開けて話し出した。
『あの、、、
他の女の人にはそんな気の抜けた顔せんとってよ、、
そんな顔しとったら写真撮らんから。』
Aが嫉妬する姿を見るのはほとんど初めてに近い。
ちょっと拗ねた様子でご飯を食べ進めるA。
岩「わかったよ」
向かいに座っているAの頭を撫でると、嬉しそうな顔をして口に物を運んでいた。
普段は年齢差なんて感じないけど、こういうところは年下なんだなぁと感じる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1577人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Saori(プロフ) - 名無し21087号さん» ありがとうございます！m(_ _)m (2022年11月3日 0時) (
レス) id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
名無し21087号(プロフ) - Saoriさん» 了解です！！Twitter やっているので フォローさせていただきます 🎶 (2022年11月2日 20時) (レス) id: cd02db86d5 (このIDを非表示/違反報告)
Saori(プロフ) - 名無し21087号さん» もしTwitterやっていらっしゃれば、私のTwitterにフォロリク送っていただいて、その小説のurlなどを教えていただいてもいいですか？是非読ませてください！ (2022年11月2日 20時) (レス) id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
名無し21087号(プロフ) - Saoriさん» ありがとうございます！プリ小説で使わせていただきたいです ！！ (2022年11月2日 20時) (レス) id: cd02db86d5 (このIDを非表示/違反報告)
Saori(プロフ) - 名無し21087号さん» どこかに使われますかね？問題ないですよ！コメントしていただきありがとうございます！ (2022年11月2日 20時) (レス) @page8 id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Saori | 作成日時：2022年3月25日 13時
