俺の彼女は。〈黄〉

勉強time ページ37

阿「お邪魔しまーす

照んち久しぶりだわーー」

岩「まあ、前とあんま変わんねーよ」

阿「うーん、、変わったのは女の子がいることくらいかなー」

岩「そういうこと言うなって」


先にキッチン入っていったAが、ひょこっという擬音語がつきそうな動きでこちらを覗き込む。


『阿部ちゃーん、コーヒー紅茶どっちがいい？
カフェラテとかもあるけど』

阿「じゃあ、カフェラテもらっていい？」

『おけーい』


キッチンへ入ると、インスタントの粉をコップに入れていた。


岩「俺淹れとくよ、Aは勉強戻りな」

『あ、いい？ありがとう』

阿「夫婦みたい」

『でしょ。笑』


夫婦みたいって思われるのか、、
恥ずかしい気持ちもあるけど、同時に安心もした。
Aが他の人と2人で並んでるのを見ると、俺よりお似合いなんじゃないかって不安になるから。


『阿部ちゃーん！勉強する場所ダイニングテーブルでいい？』

阿「大丈夫だよ」

『じゃあ私も一式持ってくるー』






リビングではAと阿部が真剣に勉強し始めた。

出来上がったカフェラテとAの紅茶をテーブルに置く。




俺は、振り付けでも考えるか。

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