再会 ページ13
北海道での公演が無事終わり、羽田に着いた頃。
携帯の機内モードを解除する。
ﾋﾟﾛﾝ
AからLINEが来ていた。
A急なんやけどうち来れるかなぁ?
A羽田着いたら教えて
まさかの連絡に頬が緩む。
深「あのー、頬緩んでますけど」
岩「うわっ、ちょっ、、見んな」
阿「事務所から迎えの車来てるらしいけど、照は乗る？」
岩「あー俺、横浜行くわ」
目「あー、Aちゃん？」
向「来週まで会えへんとか言ってたやん」
岩「なんか今LINE来てて、その、、」
向「照兄ぃ頬ゆるっゆるやん笑」
深「彼女ちゃんが会いに来てほしいって！！」
ラ「うわ、あっつあつじゃん！！」
岩「おいバカふっか！！言うなって、、」
男子校のようなノリで囃し立てられる。
一刻もその場を離れたい。。。
岩「俺行くわ」
目「Aちゃんによろしく〜」
タクシーで空港から横浜へと急ぐ。
Aから連絡が来るなんて珍しい。よほど余裕がないんだろうな。
_____
合鍵で部屋に入る。
部屋の端では勉強しているAの姿。
1週間ぶりに見るAは少し勢いがなくどこか小さく見えた。体力を消耗しているんだろうな。
岩「ただいま」
『おかえりー』
いつもは俺の家でなされるこの会話は、今日はAの家。
初めてではないけどどこか新鮮。
岩「A？」
『ごめん、ちょっとだけ待って！』
呼び寄せられたにも関わらずほったらかしにされること15分。
お預けを食らってる気分だ。
『やっと終わったぁぁ』
岩「お疲れ。」
疲れてるだろうにも関わらず目が輝いているのは、俺のおかげと思っていいのかな。
椅子から立ち上がったAは、俺の方に近づいてくる。
『照、立って。』
岩「あ、うん」
ｷﾞｭｯ
そうだった、疲れてる時Aはハグをしたがるんだった。
『疲れたよぉ〜』
簡易にまとめられた髪を撫でる。
岩「お疲れだね」
『照もね』
自分が大変な時ですら相手への配慮を忘れないA。
こういうところにも惚れた。
今日はいつもよりもハグの時間が長い。
それほど疲れてるんだろうな。
1週間空いた隙間を埋めていく。
『ごめんね、急に呼んで』
岩「俺も会いたかったから」
『月曜って言ってたのに、私が耐えられなかった。』
自分の表情筋が仕事を放棄した。
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Saori(プロフ) - 名無し21087号さん» ありがとうございます！m(_ _)m (2022年11月3日 0時) (
レス) id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
名無し21087号(プロフ) - Saoriさん» 了解です！！Twitter やっているので フォローさせていただきます 🎶 (2022年11月2日 20時) (レス) id: cd02db86d5 (このIDを非表示/違反報告)
Saori(プロフ) - 名無し21087号さん» もしTwitterやっていらっしゃれば、私のTwitterにフォロリク送っていただいて、その小説のurlなどを教えていただいてもいいですか？是非読ませてください！ (2022年11月2日 20時) (レス) id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
名無し21087号(プロフ) - Saoriさん» ありがとうございます！プリ小説で使わせていただきたいです ！！ (2022年11月2日 20時) (レス) id: cd02db86d5 (このIDを非表示/違反報告)
Saori(プロフ) - 名無し21087号さん» どこかに使われますかね？問題ないですよ！コメントしていただきありがとうございます！ (2022年11月2日 20時) (レス) @page8 id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Saori | 作成日時：2022年3月25日 13時
