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伊野尾くんから意外な過去を打ち明けられて、まだ少し頭の中は混乱気味のそんな翌日。
幸い、今日は休みだ。
伊野尾くんとはどんな顔をして会えばいいんだろ…
なんて考えなくて済む。
今日は好きな事をして過ごそう。リフレッシュの日だ。と思い、思うがままに家を飛び出した。
特にあてもなく、歩き進んでいた。
そんな中…
あ(…えっ)
目の前にたくさんの白い紙が散らばった。
何事？と思い、周りを見渡す。
すると、一目散にその白い紙を拾い集めている一人の女性がいた。
一目でその状況をすぐに把握し、
あ(あぁ、やっちゃったな〜)
と他人事のように感じたが、さすがに目の前に散らばっている紙たちを見て見ぬ振りはできないなぁと思い、拾い上げた。
あ「あの、これ…」
とまだ必死に拾い集めている、この紙の持ち主に差し出した。
「っ！あ、すみません。ありがとうございます。」
とお礼を言われ、顔を上げた瞬間…
”ハッ”っとなった。
あ「…えっ」
「…あれ？あなたもしかして、、？」
そう、この女性、そのー、今話題の…先輩だ。
あ「…あ、え、っと。デザイン展に来てくれた…」
そう答えるしかなかった。
「そう！気付いてもらえた！？私、光と慧と同じ高校の〜…」
いちいち二人の名前を出さなくったって、わかってます。はい、忘れるわけないでしょ！？と、言うか、昨日もがっつり話題に出てたんでっっ！
まあ、そんな事は口には出せず、、
「あの個展、すっっごくよかった！素敵な作品ばかりで。」
といきなりキラキラした目で見つめられた。
あ「いや、あの、そのお言葉はすごく嬉しいんですけど…その、まずは、この資料拾いません？」
うん、だからその〜この紙の事忘れ去ってますよね、
「わ！ごめんなさい〜(焦)私、興奮しちゃうと大事な事そっちのけにしちゃうタイプなの、、(笑)ありがとう、わざわざ拾ってくれて。」
なんだ、その自分アピール。
とも、言えず…
ここからは2人で先輩の散りばめた紙を拾い集めた。
のは、いいんだけど、、
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ん？この状況〜…(困惑)
「ありがとうね〜、ほんとに助かった。これはお礼だから。」
と、まさかの展開、、その先輩におしゃれなカフェに連れられて来たのです。
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ちー(プロフ) - ぱおぱおさん» コメントありがとうございます。毎日だなんて嬉しいです。亀更新で申し訳ございません。。マイペースではありますが、これからも更新頑張って行くのでどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m (2017年8月5日 22時) (
レス) id: 55b4c0a502 (このIDを非表示/違反報告)
ぱおぱお - 本当にこの小説が大好きで毎日チェックさせていただいてます！ (2017年8月5日 13時) (レス) id: 7a2e235d30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちー | 作成日時：2017年7月11日 2時
