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#107 ページ7







慧「…だからさ、今でもその話題は出ないしさ、結局光と先輩がどうなってたかなんて知らないわけ。もう今更そんな事言ったって仕方ないんだけどさ、今もこうやって仲良く…やってるわけだしさ。でもまさかな〜あぁやってまた、先輩が僕たちの前に現れるとはな〜…(苦笑)正直すげぇ動揺した。多分光もそうだと思う。今、光の中で先輩がどんな存在なのかはわかんないけど、でもきっと特別な人には変わりないから。。」






これで、過去に何があったのか伊野尾くんの口から全て聞く事が出来た。今の気持ちはすっごく複雑。もう過ぎた事だって、そう思いたいけど、現に今、その先輩が2人の目の前に現れたんだもんね。そりゃ動揺だってする。嫌でも過去のこと思い出しちゃうよね。八乙女くんがその先輩の事を今はどう思ってるかって事…あれからもう気持ちが消えてたとしても、また目の前に現れたんじゃ…どうしても昔の想いが蘇っちゃう事ってあるよね。






あ「…そっか、、そういう事だったんだね。私の知らない2人がたくさんいて、正直心がついていかない。。けど、伊野尾くんが話してくれた事は嬉しい。それに、これから2人の一番近くにいるのは、私だから。まぁ…仕事でって話だけど。それでも、私に何か力になれる事があるのであれば、2人の力になりたい。だから、こんな私だけど、何かあれば、頼って欲しい。」






慧「…Aちゃん。ありがとう。うん、少なくとも今の僕にとっては、Aちゃんの存在が一番の救いだよ。」





あ「…よかった。」






伊野尾くんにこう言ってもらえて、ほんとに嬉しい。





…でも、このままでいいのかな?伊野尾くんと八乙女くんは今でも十分仲良しだとは思う。まぁ異常なほどに(笑)そうだけど、何か…まだ2人には引っかかったままの過去が取り巻いている気がする。2人がこのままでいいって言うなら、私がわざわざ首を突っ込む話ではないんだけど。。たまたまだったとしても今、その先輩が2人の前に現れた事で、何かきっかけになったんじゃないかって思う。…でも正直、怖い。先輩が現れた事で、今の私たちの関係が崩れてしまうんじゃないかって。今の私にはその先輩ほどの特別な存在感はないだろうから。






…だから、その〜〜…えーと。ん、正直に言うと、、八乙女くんがその先輩のところに行っちゃうじゃないかって心配なんだ。

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ちー(プロフ) - ぱおぱおさん» コメントありがとうございます。毎日だなんて嬉しいです。亀更新で申し訳ございません。。マイペースではありますが、これからも更新頑張って行くのでどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m (2017年8月5日 22時) (レス) id: 55b4c0a502 (このIDを非表示/違反報告)
ぱおぱお - 本当にこの小説が大好きで毎日チェックさせていただいてます! (2017年8月5日 13時) (レス) id: 7a2e235d30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちー | 作成日時:2017年7月11日 2時

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