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#103 ページ3






慧「あ、でもあれだよ。僕より光の方が先輩の事忘れられない存在だと思うよ。だから〜Aちゃん、難しいよ?光から先輩の記憶を消し去るのは。」






あ「え、ちょ!なんでそんなこと私には言うの?」





慧「え、だって〜Aちゃん光の事好きでしょ。」






あ「は?あ、え!なっ、私そんな事一言もっ!」






慧「ふふ、きょどりすぎっ。そんなのAちゃん見てればわかるよ〜!ずっと気になってたんでしょ、先輩と光がどんな関係か。」





あ「え、あ、いや〜それは〜…」




伊野尾くんにはバレバレだ。。






慧「光、この仕事に就いたのも先輩の影響だよ。」





あ「え…」




慧「ああ見えて先輩、すっごい絵の得意な人でさ。素敵な絵描いてたんだよな。光、先輩の絵見て心奪われたんだろうな。そっからすげぇー、絵描く様になってさ〜。前々から絵は得意だったみたいだけど、ちゃんと勉強し出したのは先輩の絵を見てからだな。だから、今の光の原点は先輩なの。」






あ「…そ、うなんだ。」






何だか、複雑。あんなにも素敵なデザインを描くのもあの先輩のお陰…?






なにも知らない、なにも知らない。私、八乙女くんの事なにも知らないや。私の知らない八乙女くんの事、その先輩は知っていて、八乙女くんの原点がその先輩だなんて、…私、全く勝ち目ないや。



…あれ、でもこれって、、






あ「…っちょっと待って!」






慧「ん?」







あ「あのさ、でもその先輩は伊野尾くんの彼女だったんだよね?」






慧「…うん、僕の彼女だった。」





うん、だよね、だよね!なのに、なんかおかしいよね。だかららその、八乙女くんがどうして…?






慧「でもね、Aちゃん。2人は…光と先輩は、いつの間にか両想いになってたんだ。」






あ「え、」






…っと、それってつまり…八乙女くんは親友の彼女を好きになってしまったって、こと?

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ちー(プロフ) - ぱおぱおさん» コメントありがとうございます。毎日だなんて嬉しいです。亀更新で申し訳ございません。。マイペースではありますが、これからも更新頑張って行くのでどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m (2017年8月5日 22時) (レス) id: 55b4c0a502 (このIDを非表示/違反報告)
ぱおぱお - 本当にこの小説が大好きで毎日チェックさせていただいてます! (2017年8月5日 13時) (レス) id: 7a2e235d30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちー | 作成日時:2017年7月11日 2時

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