#113 ページ13
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光「いや、さ。実は最近悩んでたんだよね、デザインについてさ。でもまあ、今日こうやってお前と話せて、なんかさ、いい案が浮かんでくる感じがするんだよね。」
あ「あ…あぁ、それなら?よかった。」
光「あぁ、たまにはお前も役に立つんだな〜。」
あ「はああ!?」
ちょっ!急にいい事言い出すな〜て人が嬉しく思ってたって言うのに、結局あんたはそう言う人かいっ!
光「ふっ(笑)やっぱおもしれ〜〜!冗談、冗談。ほんと、感謝してる。ありがと、元気出させてくれて。」
あ「えっ…」
なにそれ、なんなのそれ。そんなこと言われたら…
絶対、誰にも譲りたくないって思っちゃうじゃん。
どうしたらいいの…わたし。八乙女くんにこんな事言われて嬉しいはずなのに、、こんな時にまりあさんの顔が頭に浮かんで、辛い気持ちの方が大きくなっちゃうよ。
光「…なあ、どうかした?もしかしてお前もなんかあったの?…ん?」
俯いていると、八乙女くんに顔を覗かれた。
もうやめて、そんな顔で見ないで。どうしてもこの気持ちとめられなくなっちゃうじゃん。。
あ「…あ、のさ。会ったんだ、私。」
光「え、誰に?」
あ「…っまりあさん。」
…言っちゃっ…た。。
光「…は、なにそれ。」
先ほどとは打って変わって、急に声のトーンが下がったのがわかった。言うべきじゃなかったんだね。、
光「だからなに?」
冷たい眼差しでこっちを見ている。
あ「いや、その…まりあさんが…」
あまりの冷たさに凍りつき、言葉がうまく出ない。。
光「あのさ、どう聞いたかしんねえけど、今後一切、俺の前でそいつの名前を出すな。わかった?」
今までにないあまりの迫力に、その場に立ち竦むしかできなかった。
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ちー(プロフ) - ぱおぱおさん» コメントありがとうございます。毎日だなんて嬉しいです。亀更新で申し訳ございません。。マイペースではありますが、これからも更新頑張って行くのでどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m (2017年8月5日 22時) (レス) id: 55b4c0a502 (このIDを非表示/違反報告)
ぱおぱお - 本当にこの小説が大好きで毎日チェックさせていただいてます! (2017年8月5日 13時) (レス) id: 7a2e235d30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちー | 作成日時:2017年7月11日 2時