彼奴は私だけに冷たい Hikaru.Y 2

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ようやく屋上に行けてお弁当を広げた









『あ！そういえば今日のお弁当誰が作ってくれたの？』









そう、今日、私はお弁当を作ってない









八「ふっふっふ〜Aが作ってなかったら俺しかいなくね？笑」









自慢気に言う光…









大「もしかして、俺達の分も!？」









八「あったりまえだろ！」







伊「おぉ〜光さっすが！」









れ「いつの間にお弁当作ってたの！？」









それ！私も思った！









八「それはヒ・ミ・ツ♪」









そこ隠す必要ある！？









大「うわっ！山田の弁当も上手そう！


もしかして手作り？」









気になって私も涼介のお弁当を見てみると









『本当だ…でも、涼介のお弁当トマト入れないの？』









私のお弁当はいつもトマトを入れてる




光のお弁当にもトマト入ってるから彩りで入れないのかな？









山「え！？ト、トマト…俺は入れないかな〜ﾊﾊﾊ」









あれ〜なんか怪しい…









れ「さては山田涼介!!お主トマトが嫌いだな！！」









え…れんかキャラ可笑しくない？ww









伊「れんかキャラキャラww」









山「ひぃぃ〜人には好き嫌いというものがあるだろ！」









あら〜慧のこと無視してるww









皆で盛り上がってるのに一人だけしゃべってない人が…









『苺ちゃん…どうしたの？』









ちょっと、あれだけど…話しかけて見るとびっくりしたように









佐「え、いえ…
私まだ馴染めないから、見てるだけでいいかな？笑」









控えめに笑った苺ちゃんの横顔がびっくりするくらい綺麗だった









『私も、時々そう思うよ、
眺めているだけで楽しいよね ﾆｺ』









そういうと、今度は輝く笑顔で









佐「Aもそう思う！？」









勢いよく聞かれてまた違う意味でびっくりした









『うん！少しずつ馴染めば良いしね！』









佐「うん！Aと友達になれてよかった♪♪」









最初は怖い子かと思ったけど私の勘違いかなって思って本当に友達になれてよかったって思った









　 でも…違ったんだね、

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