第30話 ページ31
翼side
雑貨屋を見たあと、適当にぶらぶらして、やっと本命の店に到着
やっぱり、あのバレッタをつけたAちゃんに似合う服を選びたいよね!
えーと、まずは……
翼「Aちゃん」
『んー?』
翼「Aちゃんはどういう系統の服が好き?」
『んー、やっぱ動きやすいからパンツは外せない。それと落ち着いた色、例えば紺色とか黒とか、そういう暗めの服をよく着るかな?』
翼「たしかに…………」
Aちゃんはあんまり目立ちたくないから暗めの色の服を着るのかなー、と思ってるけど、実はピンクや水色みたいな、パステルカラーが好きなことを、俺は知ってる
ってことはああいうコーデがいいかな……?
俺の頭の中でだんだんと形になっていく
翼「じゃあAちゃんは、ここで待ってて」
『え、あ、うん』
Aちゃんにぴったりな服を選んでくるからね!
しばらくして……
翼「お待たせ!ってことで、これ、試着してきて」
『え…………』
翼「いいからいいから!ほら早く!」
『!ってか、なんでスカートなの!?』
翼「ほら!いくいく〜」
俺がAちゃんを試着室のほうへ引っ張ると観念したのか、しぶしぶ、といった顔で入っていった
『こ、これで……いい…………?』
しばらくして、試着室から出てきたAちゃんの顔を見ると真っ赤だった
そして、それは俺にも言えたことだった
何!?Aちゃんめっちゃ可愛いんですけど!!選んだ服をばっちり着こなしてる。めちゃくちゃ似合ってる。やっぱ俺天才かも。
翼「Aちゃんめっちゃ似合ってるよ!」
『そ、そうかな〜?スカートなんて何年ぶりにはいたかな……?』
翼「顔がかわいいから、そういう服も着こなせてる」
『か、かわいくない!』
ほら、こういうところ。
いつもはそっけない感じなのに、こういう時になったら照れてくる。
ほんと、そういうの反則だって
俺の気持ちがバレないように、なるべく平然をよそおって
今度はきっちり払いました
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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佐藤えふぃあ(プロフ) - 、さん» 申し訳ありません!忘れていました!ご指摘、ありがとうございます (2018年8月4日 12時) (レス) id: 16ed83e62b (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月4日 11時) (レス) id: a01a84a4ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐藤えふぃあ | 作成日時:2018年8月4日 11時