U COMPLETE ME 4 ページ44
『ごめ……ありがとう、天』
そういうAの顔から添えていた右手を離すとぬくもりが逃げていって、何だか寂しいような気がした
Aもちょっぴり寂しそうな顔をしていた
天「どういたしまして。……でもまだお礼を言うのは早いかもよ？」
『え……？それってどういう……？』
このあと起こることを少し予感させるような発言をしてみる
でもAはわからないだろうけど
天「気にしなくていいよ。それよりももうすぐディナーだから、そろそろ行こうか」
『そうだね』
どんなときでもAをエスコートすることは忘れない
"完璧主義者"で通ってるんだからそれぐらいはしっかりしないと
手を繋いでレストランに向かうとまたもやキラキラしたAの顔がうかがえる
ここはビュッフェ形式だからAは大好きなお肉をたくさん食べるんだろうな、と予想しながら席につく
天「……こら、お肉ばっかり食べないの」
ほら、予想通り…………
『えー、いいじゃんー今日１日だけ！ね？』
……そうやって上目遣いで、首をかしげてお願いすると、ボクが許してしまうことをAは知っているのか、いないのか
わざとだったらお仕置きしないとね……
天「まぁ、今日はAの誕生日だしね」
仕方なく承諾する
『やったー』
と言って小さく跳ねるA
こうやって素直に喜べるところが、ボクにはないAの魅力のひとつ
ボクも数々の料理の中から、しっかり栄養バランスも考えて皿にのせた
『うわー、天の美味しそう……一口ちょうだい？』
……まったく、食べ過ぎて動けなーい、とか言わないでよね
天「もう、自分の食べてからにしなよ。……まぁ、別にいいけど。ほら、あーん」
ボクは当然のように食べさせようとしたけど、Aはこうなるとは思ってなかったみたいで
『ちょちょちょちょ！天っ！な、何してるのっ！』
相当な慌てっぷり
天「何って……食べさせようとしてるだけだよ。ほら、早くしないとあげないよ？」
『あぁ！待って！食べます食べます食べさせていただきます』
天「わかった。……はい、あーん」
『あーん……』
結構恥ずかしかったのかさっきの元気よさはどこへ行ったのかわからないほどの声量だった
天「照れてるの？可愛い」
追い討ちをかけるようなボクの言葉にAは更に顔を紅くしていた
『もうっ！からかわないでっ！』
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ひなせ すばる(プロフ) - 佐藤えふぃあさん» 成功したようでよかったです！ぜひぜひこれからも読ませていただきます(*・ω・*)更新頑張ってください(*^^*) (2018年8月3日 16時) (
レス) id: 1e9f578f83 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤えふぃあ(プロフ) - ひなせ すばるさん» あ！わかりました！わざわざ教えてくださって本当にありがとうございます！これからもこの作品をよろしくお願いしますっ！！ (2018年8月3日 15時) (レス) id: 16ed83e62b (このIDを非表示/違反報告)
ひなせ すばる(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく読ませていただいております！コメントのメンションは、日時の横の(←レス)のやつ押してコメント書いて投稿したら出来ると思います！これからも応援してます^^* (2018年8月3日 14時) (レス) id: 1e9f578f83 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - この小説すごく面白いです！私も天にぃ推しなので凄く嬉しいです！これからも頑張ってください！！後、ナナライ行きましたよ！ライビュで2日目です(^^) (2018年7月30日 16時) (レス) id: c7268f56cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤えふぃあ | 作成日時：2018年7月11日 3時
