帰り道 ページ14
※天くんと夢主は学生です
今日は運悪く6限授業だったから、帰りがすごく遅くなった
冬だから外もすごく暗いし、急いで帰らないと
小走りで、移動してると
天「A、今から帰り?」
九条くんの声が
『うん!そうだよ』
天「じゃあ、1人じゃ危ないし、送ってくよ」
『え!悪いよ!方向も反対なんだし…』
天「ボクが送っていきたいからいいの」
『でも…』
すると九条くんはあきれたような顔をして手招きをする
天「…ボクは君と2人きりになりたいの」
とないしょ話
耳に息がかかってくすぐったい
その言葉に何だか嬉しくなって
『…じゃあ、お言葉に甘えようかな?』
天「じゃあ決まりだね」
といってそそくさと歩き出す
おいていかれないように必死においかける
────校門をでて2人きりになりました
九条くんが私の横に来た
何度か手が触れて恥ずかしくなる
当たらないように上のほうに手をもってこよう
としたら九条くんの手につかまった
『!////』
天「嫌だった?」
『全然!』
と頭を横に大きくふった
天「よかった…」
九条くんの手は優しいけど大きくて
やっぱり男の子なんだな、って思う
天「やっと2人きりになれた…」
『ようやくいろいろ話せるね!九条くん!』
天「そうだね……
ねぇ、」
『?なに?』
天「その、"九条くん"って呼ぶのやめてほしいんだけど」
『えっ!嫌だった?ごめん…。じゃあ、九条さん?』
首をこてんと横に傾ける
天「そういうことじゃなくて…
名前で呼んでほしいなって思っただけ」
『え!』
天「ほら、呼んでみて?」
『えっ、えーと、』
天「はやく」
『んーと、……天くん?』
言ってしまった…!
おそるおそる顔をくじょ、じゃなかった、天く
んのほうに向ける
驚いたことに天くんは天使の笑みを浮かべていて
天「呼び捨てでもよかったんだけどなー?ま、いいや。今日は合格かな」
『あ、ありがと!』
嬉しくなって笑顔になる
天「そういうかわいいこと急にするの、やめてよね」
『えっ、あ、えーと、ごめん。てか、かわいくないし!』
天「そう?ボクはすごくかわいいと思うけど?」
/////今きっと、顔真っ赤だ……///
天「照れてる。かわいい」
『もう!』
天「ねえ、また一緒に帰りたい」
『私も!』
ずっと手を繋いだまま夜の道を歩いた
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ひなせ すばる(プロフ) - 佐藤えふぃあさん» 成功したようでよかったです!ぜひぜひこれからも読ませていただきます(*・ω・*)更新頑張ってください(*^^*) (2018年8月3日 16時) (レス) id: 1e9f578f83 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤えふぃあ(プロフ) - ひなせ すばるさん» あ!わかりました!わざわざ教えてくださって本当にありがとうございます!これからもこの作品をよろしくお願いしますっ!! (2018年8月3日 15時) (レス) id: 16ed83e62b (このIDを非表示/違反報告)
ひなせ すばる(プロフ) - こんにちは!いつも楽しく読ませていただいております!コメントのメンションは、日時の横の(←レス)のやつ押してコメント書いて投稿したら出来ると思います!これからも応援してます^^* (2018年8月3日 14時) (レス) id: 1e9f578f83 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - この小説すごく面白いです!私も天にぃ推しなので凄く嬉しいです!これからも頑張ってください!!後、ナナライ行きましたよ!ライビュで2日目です(^^) (2018年7月30日 16時) (レス) id: c7268f56cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐藤えふぃあ | 作成日時:2018年7月11日 3時