すとんずのおはなしあつめ

爆モテじゅったん ページ43

北斗side








樹は俺の彼氏だ。でも、俺だけのものじゃない。


そもそも樹は人間だしものではないね。


て、そんなことはどうでもよくて。


まぁ、わかると思うんですけどあの人モテるんですよ。


しかもモテるだけじゃなくて周りからの好感度も高いから友達めっちゃいるし、すぐ話しかけられるし、


俺だって嫉妬しないわけじゃないんだけどなぁ







「じゅ



ジェシー「樹〜！！」



樹「なに？」








あーあ、またタイミングミスった。


なんでこう、こんなに人とタイミング被るんだろう


もう全部嫌になってくる







高地「、どしたの」



「こーち、、」







なんでこーちはいつも気づいてくれるのかな


やっぱ長年の付き合いってやつ？？







高地「まーた樹？？笑」



「もっ、、笑い事じゃないから、、」



高地「はいはい、ごめんごめん。１回伝えてみればいいのに思ってること全部」



「はっ？そんなことしたら嫌われるに決まってるじゃん」



高地「えー？そんな事ないと思うけど」



高地「あいつ思ってるより北斗のこと好きだよ？？」







わかってるよ、、じゅりが俺の事ちゃんと好きでいてくれるのわかってるけどそれでも不安なんだよ、


樹色んな人から好かれてるから心配になるんだよ


こんなこと思っちゃう自分が嫌だ







「っ、、泣 ごぉち、、泣」



高地「えっ、、ちょ？！泣くなって、北斗泣かせたら樹まじで怖ぇんだよ汗 大丈夫だから泣くなって」



「むりぃ泣 俺こんなひれくれた考え方する俺の事めっちゃきらいぃ泣」



高地「ま〜笑 たしかにひねくれてるとこもあるかもだけどそんなとこも含めて樹は北斗のこと好きだと思うよ」



「ありがと、、泣」



樹「え、北斗どしたの？？誰に泣かされたの？？言ってみ？？高地か？」



高地「ちげぇから！そんな睨むなって！」








あー、じゅりだ。ぎゅってしてくれてる、


なんか安心して眠くなってきた、


このまま寝よ。






樹「あ、北斗寝た。ねぇこーち。後で俺と話さない？」



高地「だから俺じゃねぇって！北斗なんにも言わずに寝るなよ！！」



樹「北斗起きるだろ！静かにしろよ！」



高地「なんなんだよ、まじで、、笑」

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