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四話 ページ5

皆が驚いている。
私自身も。
こんな力があるなんて思いもしなかった。
お守りを出したのだって無意識で藁にも縋る思いだった。
まさかとは思ったけどこれは……


本物のお守りだ。


だけどいつまで守れるか分からない。
このままじゃ全員…

虎「なあなんで呪いはあの指狙ってんだ?」
伏「喰ってより強い呪力を得るためだ」
虎「なんだあるじゃん全員助かる方法」
伏「あ?」
虎「俺にジュリョクがあればいいんだろ」

虎杖君が例の指を飲み込んだ。

伏「(特級呪物だぞ⁉猛毒だ‼確実に死ぬ‼だが万が一、万が一……‼」

呪いが虎杖君に向かう。
それをあっさり一撃で仕留めた。

虎「ケヒ、ヒヒッ」

虎杖君が高らかに笑う。
一体何が……


この人は、誰……?


宿「ああやはり‼光は生で感じるに限るな‼」

そう言いながら服を破る。
その体には今まで見た事の無い刺青の様な物が現れたいた。


伏「(最悪だ!最悪の万が一が出た!)」


特急呪物が受肉しやがった‼


宿「呪霊の肉などつまらん!人は!女はどこだ‼」

……私と、目が合った。

怖くて動けない。
逃げる事も立つことも。
へたり込み肩を震わせ怯える事しか。

宿「そこにいるではないか。とてもいい怯え方をしている。気に入った、面を外せ。面を外して顔を一目見てから殺してやる」

奴はヒタヒタと近付いてきて面に触れた。


ジュウゥウウウッ‼


振れた指から煙が出て燃えていっている。
宿儺は面から指を放す。
その指は焼けていた。

宿「(…これは……)…その面、よく見れば……ククク、成程そうかそうか。道理で…まぁいい。なら顔を見れないのはほんの少し残念だが面を被ったまま逝け」

すると宿儺は自分の首を絞める。

伏「‼」
宿「あ?」

虎「人の身体で何してんだよ。返せ」
宿「オマエなんで動ける?」
虎「?いや俺の体だし」

伏「動くな」

2人(?)が話しているのを気にせず伏黒さんが戦闘態勢に入った。

伏「オマエはもう人間じゃない」
虎「は?」
伏「呪術規定に基づき虎杖 悠仁オマエを――」



――― “呪い”として 祓う(ころす)

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設定タグ:呪術廻戦 , 虎杖 , 五条   
作品ジャンル:アニメ
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アンナ(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます!これからも書いていくので応援して頂けると嬉しいです!ありがとうございます! (2021年2月16日 16時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
もも - とっても面白かったです!続きがすごく楽しみです! (2021年2月16日 16時) (レス) id: 3174782329 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます!そうなんですね!口調があまり分からず書いていました…順次訂正していきます!ご指摘ありがとうございます面白いとのコメントもありがとうございます! (2021年2月3日 15時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 五条さんは自分の事を『僕』と呼びます。 『俺』は滅多に使わないです! 後(あと)面白いです! (2021年2月3日 15時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - 白狐さん» コメントありがとうございます!続き頑張ります! (2021年1月31日 14時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アンナ | 作成日時:2020年12月27日 9時

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