三話 ページ4
学校の前に着く私達。
伏黒さんは迷わず前に進む。
伏「オマエらはここにいろ。部室はどこだ？」
虎「‼待てよ！俺も行く！やばいんだろ⁉二月やそこらの付き合いだけど友達なんだ！放っとけねえって！」
私も一生懸命頷く。
恐いけどこんな私と仲良くしてくれたを見殺しにしたくない。
伏「ここにいろ」
強調され低い声で言われる。
――
伏黒は呪いを払いながら先輩たちを探す。
伏「(見つけた‼)」
しかし先輩たちは呪いに飲み込まれそうになっている。
伏「(呪物ごと取り込むつもりか‼)クソッ！(間に合わねぇ‼)」
カシャアアアン
窓のガラスが割れる。
伏「虎杖⁉ココ4階だぞ(それに抱えているのは一緒に居た女‼)」
虎杖君は先輩たちを呪いから引き離す。
虎「(これが呪い！)思ってたのと違うな！」
呪いが虎杖君を襲おうとするが伏黒さんが祓った。
その呪いを黒と白の犬が喰べる。
伏「なんで来たと言いたいところだが良くやった」
虎「なんで偉そうなの。因みにあっちで呪いバクバク喰ってんのは？」
伏「俺の式神だ。見えてんだな。呪いってのは普通見えねえんだよ。死に際とかこういう特殊な場では別だがな」
『……』
虎「あー確かに俺今まで幽霊とか見た事ないしな」
伏「オマエ怖くないんだな」
虎「いやまあ怖かったんだけどさ。知ってた？人ってマジで死ぬんだよ」
伏「は？」
虎「だったらせめて自分が知ってる人くらいは正しく死んでほしいって思うんだ。まあ自分でもよく分からん」
すると先輩のポケットから何か落ちる。
伏「特級呪物“両面宿儺”その一部だ」
虎「りょうめ…？」
伏「言っても分かんねえだろ。危ねえからさっさと渡せ」
虎「はいはい」
渡そうとしたその時、
別の呪いが私達を襲った。
その強さはさっきまでの呪いとは違った。
伏黒さんがあっけなく飛ばされる。
悠仁は迷う事無く呪いに立ち向かう。
私は怖くてただ立つ事しかできない。
虎「今帰ったら夢見悪ぃだろ。それにな。こっちはこっちで面倒くせえ呪いがかかってんだわ」
『‼』
お爺さん…
悠仁が呪いと戦っている。
なのに私は…
そんなのだめだ！
私は走り出す。
悠仁が呪いに殴られそうになる。
伏「呪いは呪いでしか祓えない」
でも……！
―― 後これ、お守り。
殴られそうな悠仁の間に入り呪いの拳にお守りを翳す。
そのお守りは
呪いの振り上げた拳を
弾き返した。
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アンナ(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます！これからも書いていくので応援して頂けると嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年2月16日 16時) (
レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
もも - とっても面白かったです!続きがすごく楽しみです! (2021年2月16日 16時) (レス) id: 3174782329 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます！そうなんですね！口調があまり分からず書いていました…順次訂正していきます！ご指摘ありがとうございます面白いとのコメントもありがとうございます！ (2021年2月3日 15時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 五条さんは自分の事を『僕』と呼びます。 『俺』は滅多に使わないです！ 後（あと）面白いです！ (2021年2月3日 15時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - 白狐さん» コメントありがとうございます！続き頑張ります！ (2021年1月31日 14時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アンナ | 作成日時：2020年12月27日 9時
