検索窓
今日:2 hit、昨日:27 hit、合計:118,703 hit

十二話 ページ13

その言葉を聞くと学長は微笑む。
納得のいく答えが聞けたようだ。

夜「悟。寮を後で案内してやれ。それから諸々の警備(セキュリティ)の説明もな」
虎「ん?」
夜「一先ず君は(・・・・・)合格だ。ようこそ呪術高校へ」
虎「よろっ」

握手をしようとしたら人形に殴られる。

夜「さて、次は君だ。君は何しに来た」
虎「(…確かに、Aは俺と違って無理にここに来る必要は無い)」
『わ、私も人を…助けたい、じゃ…だめなんです、か?』
夜「それは構わんがどうして助けたい。それ次第じゃ君も…不合格だ」

私にも人形がかかってくる。

『…!いーちゃん』

今のいーちゃんは尾が3本(・・)、伏黒の玉犬程の大きさ。
お守りといーちゃんを上手く使い立ち回る。

『…私はこんな性格で皆に迷惑をかけてる……そのせいで虎杖君には心配ばかりかけるし出雲様には守られていーちゃんにも助けられてる。だから…』
夜「だから?」

腹に人形のパンチをくらい吹っ飛ぶ。

虎「…!A…!!!!」
五「は〜い悠仁、君もストップね。今度はAちゃんの番だよ」

『今まで私の為に色々してくれた人にガッカリ(後悔)させたくない。少しでも多くの人を助けて安心させ(強くなり)たい。私はもう(・・)見殺しにしたくない』
夜「‼」

私は人形を指指す。

『いーちゃん』


“狐火”


いーちゃんの尾から火の玉が出現し人形を焼き尽くす。

『…!!ゴフッ!』

Aのお面から赤黒い液体が垂れる。
そして膝をついてそのまま前に倒れた。

虎「おいA!どうした!?なんで急に倒れんだよ!!」
夜「いきなりの急激な呪術消費に耐えられなかったのだろう。直に目を覚ますと思う。彼女も合格だ。部屋に連れて行って寝かせておくといい」
虎「ありがとうございます!」


虎杖はAを抱え急ぐ。
そして部屋に寝かせて自分の部屋へ。
いつの間にか五条先生も居た。

五「…そんなに心配?Aちゃんの事」
虎「はい…まさか血を吐いて倒れるなんて…」
五「呪力だって無限にある訳じゃない。ゲームのMPみたいに使えば減るし足りなかったら発動出来ない」

だからこそさっきの【アレ】は異常なんだよ

虎「……は?それってどういう…」
五「いくら出雲の加護を受けてたってほんの少し前までただのJK。MP(呪力)があんなにあるのはおかしいんだ」
虎「じゃあどうやって」
五「それは多分」



いーちゃん(出雲)だ。

十三話→←十一話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
250人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 虎杖 , 五条   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アンナ(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます!これからも書いていくので応援して頂けると嬉しいです!ありがとうございます! (2021年2月16日 16時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
もも - とっても面白かったです!続きがすごく楽しみです! (2021年2月16日 16時) (レス) id: 3174782329 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます!そうなんですね!口調があまり分からず書いていました…順次訂正していきます!ご指摘ありがとうございます面白いとのコメントもありがとうございます! (2021年2月3日 15時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 五条さんは自分の事を『僕』と呼びます。 『俺』は滅多に使わないです! 後(あと)面白いです! (2021年2月3日 15時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - 白狐さん» コメントありがとうございます!続き頑張ります! (2021年1月31日 14時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アンナ | 作成日時:2020年12月27日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。