弐拾 ページ24
Aside
Aはその最後の一匹の鬼の頸に刃を向ける。
そう、
グッと力を入れる。
炭「なに、してるんですかっ!!!!!」
…邪魔が、入った。
彼が私の刀を掴む。
彼の手からは血が流れている。
『手を離して下さい』
炭「嫌です!」
『……貴方は私の事を良く思われてなかった筈です。良いではありませんか』
炭「良くないです!貴方が今やろうとした事をやめると誓ってください!」
『それは出来ません』
炭「どうしてですか…!」
『私の君主は死にました。
炭「ですが貴方は人を喰べてません!なら禰豆子の様に…それに貴方は政府だけじゃなく鬼殺隊にだって」
『それは時間の問題ですね。それに君主が亡くなられた今、鬼殺隊の件も白紙に戻る事でしょう。君主が亡くなるというのは
すると炭治郎の悲しそうな顔をし手に力が入る。
そして何かを決意した様に言う。
炭「…なら、俺がAさんの
『……どうしてそこまで………』
炭「俺はAさんに生きてて欲しい…Aさんは何も知らず考えさせないようにされて政府に利用されてるのを見て…俺は、貴方を、Aさんを助けたいと思ったんです!ですから、たった1度、1度だけで良いので……俺
そう言われてもAの心は揺らがない。
Aの心には己の信じる
炭「Aさんの信じる政府はなんて言ってますか?」
炭治郎はそのAの信じる政府に語りかけた。
それにAは反応する。
たった今までAの信じていた政府は…
上っ面で
嘘まみれで
呆気なく
『…………ご命令は』
それは了承を意味する。
炭治郎はそれを聞き安心したような、
1番優しい表情で、声色で言う。
生きて、今までの罪の数だけ人を救い、罪を償って下さい。
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アンナ(プロフ) - 歯に優しいケーキさん» コメントありがとうございます!同じ表情!?まさかそこまで世界にのめり込んで頂いてるとは……作者冥利に付きます!嬉しい限りです!これからも頑張らせて頂きます! (2020年9月14日 22時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
歯に優しいケーキ(プロフ) - とても面白いです!ついつい主人公と同じ表情をしたりしてしまうほど良い作品でした!頑張ってください! (2020年9月14日 21時) (レス) id: 4a10400b0a (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - 黒ユリさん» コメントありがとうございます!か、神!?そこまで評価して頂きありがとうございます!嬉しみで溢れます!これからも頑張らせて頂きます! (2020年9月14日 20時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
黒ユリ - 神作品ッッ!!この他の小説とは違う何とも言えない感じ好きです(←語彙力)更新頑張ってください! (2020年9月14日 20時) (レス) id: 09d9536e19 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - なー@鉛筆さん» コメントありがとうございます!気づいたら凄く順位が伸びててびっくり!コメントも来てて更にびっくり!しかも好きって言ってくださって…!嬉しいです!ここまで伸びるとモチベが上がりますね!更新頻度上げなくては…!頑張ります!コメントありがとうございました! (2020年9月14日 18時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アンナ | 作成日時:2020年3月5日 9時