私の居場所を奪うとか無理ですよ？ (ページ12)

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うページ12

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私は手塚先輩に許可を得て、結衣先輩と二人で人気のないところに行く

手塚先輩はやっぱり、心配そうな顔をしていたけどこの私がお人形さんに負けるわけがない

だって結衣先輩は即行動するタイプだから後先なーんにも考えない

だから、そんなお人形さんに負けない

＿＿もう居場所を取られてたまるか

『結衣せんぱーい？私に感謝してくださいねぇ』

白崎「はぁ！？何で私があんたに感謝しないといけないのよ！！」

『ふふ、こわーい』

私が挑発したせいか、結衣先輩は感情的になっている

そうそう、その調子～♪

私のお人形さんはこうでなくっちゃ、選んだ意味が無い

白崎「あんたさ！悲劇のヒロインぶってんの！？悲劇のヒロインは私でしょ！？」

『はぁ～悲劇のヒロイン……ねぇ。そうですね！私は悲劇のヒロインなのです！！』

白崎「何馬鹿な事言ってんだよ！！」

そう言って、私のお腹を蹴ってきた

そのせいで、私は倒れ込んだ

『い、痛いｯ……ご、ごめんなさ＿＿』

白崎「はぁ！？あんだけ調子に乗ってたくせに今頃何？謝って済むと思ってんの！？」

しまったｯ

調子に乗りすぎてしまった

け、蹴られるなんて思わなかった

白崎「私のリョーマくんを取った他にマネージャーとしての居場所を奪ったあんたなんていなくなれよ！！」

『あｯ……や、やぁ…』

白崎「あんたが消えたら私はリョーマくんを手に入れる。そして！あんたのようにみんなを依存させるんだからぁ！！」

狂った笑みを向ける先輩はとても怖く感じた

結衣先輩にやってきたことが私に返って来たんだ

最初からやんなきゃ良かった

『結衣せ、せんぱっ！ご、ごめ＿＿

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なんて言うわけないじゃん～♪』

私の無邪気な声と同時に風がふいた