【ハイキュー】秒の覇者

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「お疲れ様でした」


1日目が終わった

MB組の練習は、青城の入畑監督が見てくれた

今日は、ブロックの見直しと速攻の強化を中心にやった

速攻のトスは黒尾さんが上げてくれた凄かった←

それに、新しい後輩にも会えた


犬岡「嶺貴さん！やっぱ速攻凄いっすね！俺追いつけませんでした！」


音駒の犬岡走


金田一「あの！ブロックのコツとかありますか？俺、もっとスパイク止めれるようになりたいっす！」


青城の金田一勇太郎


二人とも純粋で可愛すぎて俺が死んだよ←


尾長も可愛すぎるし←


なんなの今年の1年MB天使？


黒尾「かーざーみーねークーン？」


「……なんですか黒さん」


黒尾「うわ何その胡散臭そうな目。俺傷つくんだけど」


「勝手に傷心してくれればこちらとしてはやりやすいです」


「うわガチで泣くよ？←」


……案の定この人だ

レシーブとブロックは尊敬するレベルでカッコイイのになんでこの人はこんな性格なんだろう

つくづく疑問だ

あのトサカとかさ

どうやって寝ればあんな寝癖になんの意味不なんだけど


黒尾「とりあえず今何考えてるかは聞かないでやるから早く部屋決めのくじ引いてこい。お前最後だぞ」


「あぁ、そんなものもありましたね。最後の1枚なら黒さん引いてきて下さいよ」


黒尾「残念。俺が引いたの1番最初だから」


「ケーチ」


俺は立ち上がり、入り口付近に置いてあるくじを引く

今回この合宿の部屋割りは、ＷＳ3人 MB2人 S・Li1人ずつと、合計7人で構成されている

そのメンバーで、明日の午前の試合をやるらしい


セッター京じゃないなら、俺の速攻誰が上げれるんだろう

及川さんあたりか……？

いや、あの人は苦手だ

孤爪……？なんかやる気なさそうだなー


そう考えながら引いた紙を開く


えーと 06番


黒尾「お、俺と一緒じゃん。よろしくー」


「……」


黒尾「こーらそこ。露骨に嫌そうな顔しない」


「1年と一緒が良かった……」


黒尾「悪かったね。俺じゃ可愛げ無くて」


「別にそこまでは言ってないですって。黒さんと一緒が嫌ってわけじゃないんですよ。ただ隣に京がいない合宿は初めてだから……」


黒尾「つまり寂しいと、あらヤダ風峯君可愛いー」


「……やっぱこの人やだぁ」


こうやってからかってくるのも何となく苦手だ


でもたまにしっくりくる事も言うし、木兎さんと比べたらマトモな主将だし、この人のアドバイスはとてもわかりやすい


……性格があんなのじゃなかったら完璧好きになってたのに





いいや、早く寝よ←

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