あけおめ4 ページ18
Side白布
赤葦「……それで？その白布君を家に泊めた……と」
風峯「……なんで京が怒ってるの」
白布「……なんか、ごめん」
日がたって1月2日の昼
昨日は嶺貴と一緒に昼食後、初詣に行き、夜は互いの高校について(バレーを除く)情報交換したり、今日の朝は一緒にランニングしに行った
風峯「今日は朝から体育館借りて練習してきた。賢二郎トス上手かったし、いい練習になったよ」
赤葦「……俺以外のセッターのトスで練習……？」
白布(ﾋﾞｸｯ
赤葦君絶対怒ってるなあれ
あの人済ました顔しといて、裏でめっち嫉妬してそう。独占欲強めで
……名前呼びを触れられてないだけ助かった
赤葦「……もういいよ、それは。分かったから最後に、なんで俺に一言も言ってくれなかった理由だけ聞かせてくれる……？」
風峯「…………」
見える。見えるよ嶺貴。冷や汗が←
赤葦「俺だってこの家の合鍵持ってるわけだし、嶺だけいるものと思って入るわけだからそういうのは、……事前に言っておいて貰えるかな……？」
嘘だあの人。絶対なんかやきもち妬いただけだろ
風峯「……どうせ近いうちに来ると思ったからわざわざ連絡をするのは面倒臭(もういい分かった」
やがて全てを諦めた赤葦君は、大きい溜息をつく
赤葦「……嶺の面倒くさがりは今に始まったことじゃないけど……これからは気をつけろよ」
風峯「はーい」
分かってんだか分かってないんだか……と苦笑する赤葦君は今度は此方を向く
赤葦「すみません白布君。嶺はこんな性格だから何か迷惑をかけなかったでしょうか」
白布「いや、全然大丈夫です」
赤葦「ここにいる間は、俺もできるだけここに居るので何か困ったことがあったら言ってください」
思わずこちらも敬語になってしまいそうなくらいの丁寧な物言いに少したじたじになる
流石あの木兎さんと嶺貴を相手にしているだけあるな
風峯「てか京。京も泊まっていけば良いだろ」
赤葦「……俺はいいけど、白布君が落ち着かないだろ」
白布「いや、俺は全然。てか敬語もいいよ。名前も賢二郎で良いし」
赤葦「そう……ですか？だったら俺も京治でいいよ」
白布「うん。だから俺のことは気にしないで。頻繁に寝泊まりするんでしょ？」
赤葦「いや、俺の家はここの目の前だから、俺は余り泊まったことないよ。嶺が俺の家に来る時はあるけど」
白布「目の前……」
聞く限り、結構仲が良さそう
……いい正月になりそうだ
終わり
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光ノ華(プロフ) - ゆうさん» 因みに呼び名の方は、「りょう」と呼びます。いえいえ、またわからない所があったら聞いてくださいね！ (2019年2月17日 13時) (
レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - りょうきですね。ありがとうごさいます。いえいえ、私が漢字に弱いだけなので！ (2019年2月17日 11時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - ゆうさん» りょうきです！ごめんなさい……読みにくかったですよね…… (2019年2月17日 7時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - すいません。私漢字に弱くて変更なしだと嶺貴ってどう読むんでしょう？ (2019年2月17日 0時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - 分かりました！ありがとうございます（小声） (2019年2月13日 6時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
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