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ようやく保護者の誘導を終わらせ、先に教室に行って後からまとまって入場する新一年生を待つ

つ か れ た

もうステージに立つ気力さえないよ俺

制服の中のユニフォームがなんか冷たいから震えてきたし。え?何これ緊張?マジか柄にもないんだが

足が震えてきた

やばい寒い

だからユニフォームなんて着たくなかったのに

京の馬鹿一生恨んでやる(冗談)

あっやばい手が悴んできた

嘘だろこの寒さ。冬並みじゃん

やばい頭痛い

もしかして風邪?緊張だけでかマジか俺

あー考えるな考えるな。病は気から病は気から

大丈夫。この後喋るのを頑張れば京が何とかしてくれる(理不尽)

自分はあがり症でもないはずだし、かと言って朝から調子が悪かったわけでもない。そりゃ俺だってこのくらい緊張はするし初の公式戦なんてこれの倍だった気がするし

待てよ?もしかしたら今日になってあがり症になったかもしれないし、て言うかこういうときは必ず京がいたし、変わったことといえばそれくらいで まさか京がいないだけでこんなプレッシャー感じてんのか俺情けな とにかく落ち着け、落ち着け俺 あーなんか指先だけ北極になってる なんでだ動かない とにかくこの状況の打開策を講じてだな 働けえええ俺の脳おおおお(寒さによりキャラ崩壊中)

(ポン)

風峯「(ビクッ」

「うわっ」

風峯「!? ……なんだ京か」

赤葦「…悪かったな俺で」

風峯「悪いなんて一言も言ってない」

赤葦「さっきまで一人緊張と格闘してた奴がする態度じゃないなそれ」

突然肩を叩かれ、驚いて上を向いたその正面には同じように驚いている京の顔があった

赤葦「……顔色悪いぞ」

風峯「なんか知らないけど悪寒と頭痛が」

赤葦「熱は?」

京が俺のおでこに手を当てる

赤葦「ないから多分大丈夫だけど

……不安なら一緒にいようか?」

風峯「……良いよ。京は木兔さんとこ戻って。あの人放ったらかすとろくな事にならないから」

赤葦「…」

京は少し考え、やがて決心した……ような、でもまだ不服そうに顔をあげ、俺のおでこにデコピンをかました。…結構痛いんだこれが

赤葦「嶺を信じるけど、しょうもない理由で人を心配させるなよ」

しょうもないって……

まぁ、しょうもないけどさ。いい年した高校生が16にもなって緊張で体調崩すとか笑い話もいいところだけどさ、その言い方はなんか京らしくない

赤葦「…あと、俺の知らない所で倒れるなよ」

それだけ最後に言って、京は帰っていった

心配してくれていたんだなーと思いながら、俺は気合を入れて頬を叩いた

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光ノ華(プロフ) - ゆうさん» 因みに呼び名の方は、「りょう」と呼びます。いえいえ、またわからない所があったら聞いてくださいね! (2019年2月17日 13時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - りょうきですね。ありがとうごさいます。いえいえ、私が漢字に弱いだけなので! (2019年2月17日 11時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - ゆうさん» りょうきです!ごめんなさい……読みにくかったですよね…… (2019年2月17日 7時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - すいません。私漢字に弱くて変更なしだと嶺貴ってどう読むんでしょう? (2019年2月17日 0時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - 分かりました!ありがとうございます(小声) (2019年2月13日 6時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:光ノ華 | 作者ホームページ:ないっす  
作成日時:2018年12月28日 17時

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