4月8日（月）・1 ページ2
side嶺貴
朝早く午前4時。春先とはいえ、4月上旬。まだ寒気が残り、薄暗い朝。俺はいつもの日課通り朝のランニングに出かける
眠いし、だるいけどいざ走り出したらとても気持ちがいい。思いっきり走るのも尚良し。素早く動くのは得意だ
走り出す前に、もう一度靴紐をきっちり縛り直す。足元がしっかり固定されるととても走りやすい。特にスパイクを打つときの助走は、しっかりしまってたほうがいつもより跳ねれてる感じがしてとても気持ちが良い。でも、きっちり締めるのにも個人的に良い感覚と悪い感覚があって、一回で決まると、スッキリする。
今日はそのあたり日だったらしく、縛り終わったあとは体中がシャッキリした感じがして嬉しかった。
さあ、やるぞ。と前を向き、走り出そうとしたその時、真正面の家から見慣れた姿が出てきた。
風峯「京！」
そう呼びかけると、向こうもこちらを向き、駆け寄ってくる
風峯「おはよ」
赤葦「うん。おはよう」
赤葦京治。俺の幼馴染みで、同じ高校のバレー部だ。バレーを始めた頃から、いつも一緒で、俺が毎朝走っていることを知って、最近一緒に走り始めた
風峯「無理してこんな時間まで付き合わなくてもいいのに」
赤葦「俺が付き合いたいからいいの」
風峯「何それ」
京はたまにらしくない発言をする。それが本当の京なのかはわからないけど、少しでも一緒にいてくれるのは嬉しかった
赤葦「嶺のスピードとスタミナについていけるかわからないけどね」
風峯「京が頑張らなくても、俺は京をおいていくつもりはないよ。やるなら一緒のペースで頑張りたいし」
赤葦「…うん。ありがとう」
京は無表情に頷いたけど、心なしか嬉しそうだ。俺も似たようなポーカーフェイスだと良く言われるけど、お陰様で喧嘩も一回もしたことがない。京はクールだけど、ちゃんと言いたいことは言うし、言いなりになっているなんてこともない。…木兎さんとは知らないけど
赤葦「今日はどこまで行く？」
風峯「とりあえず今日は新学期初日だし、朝練もないからゆっくりやるよ。無理に動かすのはやらないつもり」
赤葦「何時までやる？」
風峯「5時までは走るよ。それから軽くボール触る。学校の体育館、使って良いって」
赤葦「うん、わかった。何処走る？」
風峯「どうせ学校行くなら、学校で走るのも良いかも。大学のキャンパス並に広いし」
赤葦「よし」
一通り聴き終わった後、俺達は走り出す
今日も、1日が始まる
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光ノ華(プロフ) - ゆうさん» 因みに呼び名の方は、「りょう」と呼びます。いえいえ、またわからない所があったら聞いてくださいね！ (2019年2月17日 13時) (
レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - りょうきですね。ありがとうごさいます。いえいえ、私が漢字に弱いだけなので！ (2019年2月17日 11時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - ゆうさん» りょうきです！ごめんなさい……読みにくかったですよね…… (2019年2月17日 7時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - すいません。私漢字に弱くて変更なしだと嶺貴ってどう読むんでしょう？ (2019年2月17日 0時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - 分かりました！ありがとうございます（小声） (2019年2月13日 6時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
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