78.宴の終わり 〜和 side〜 ページ11
やはり潤くんのライブ構成はすごいらしく、自分たちのライブながらつい見入ってしまう。
3時間があっという間に過ぎていき、気づけば終電間近の時間に。
といってもAちゃんは俺のうちから徒歩圏内だし、相葉さんはなんの腐れ縁かいつもお互い近所に引っ越してしまい、同じく徒歩圏内。
なかなかに飲んでる相葉さんを泊めるのは、まあいつものことだし構わないんだけど、さすがにAちゃん泊めるわけにはいかないからな…
そんなことを思いながら隣を見ると、ライブの余韻に浸っているのかぽけーっとした幸せそうな横顔がいた。
本人は割といつも気を張ってるつもりみたいだけど、結構スキありありなんだよな、と内心で苦笑い。
和「そろそろいい時間だし、お開きにする？」
自分の腕時計を慌てて見た君ははっとした顔をする。
「うわ、ほんとだ！すみません、こんな遅くまでお邪魔するつもりじゃなかったのに！明日大丈夫ですか？朝早かったり…」
和「あー全然大丈夫。明日11時ぐらいからだから。Aちゃんは…土曜だから休みか。」
「はい。家にある嵐さんのライブ見返そうかな、なんて思っちゃってます。」
和「いつもご贔屓にどーも(笑)」
雅「どーもー！」
和「うわっ、いててて」
酔っぱらってテンション5割増しの相葉さんが俺の頭を押さえつけながらAちゃんに向かってぺこっと。
ったくまじこいつめんどくさい。
気は進まないけどこんな遅くにAちゃんを一人で返すわけにもいかないので
和「相葉さん、Aちゃん送ってって。ご近所さんだから。」
雅「あ、そうなんだ！送る送る！俺がばーっちし守るから、にのちゃんは安心してね！！！」
和「お前が一番心配だ。帰り道に襲うなよ？」
雅「うわーにのちゃんこわーい！俺がニノの子に手出すわけないでしょ」
和「ばか、俺のじゃないって。」
雅「えー違うんだ、てっきりもうそういうことになってるのかと」
和「やーめーろ、Aちゃんが困るでしょーが。ただの知り合いよ。じゃあそういうわけでAちゃん相葉さんと…」
俺らのくだらないやり取りに呆れてんだろうなと思いつつ振り返ると、君は戸惑ってるような不満そうな複雑な表情を浮かべていた。
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stella(プロフ) - ににょさん» ににょさん、お待たせしていてすみません！これから更新頑張りますのでまた遊びに来てもらえたらうれしいです！ (2017年6月26日 21時) (
レス) id: 5f6675128d (このIDを非表示/違反報告)
stella(プロフ) - たまさん» たまさん、再開が遅くなってしまってごめんなさい！二人が幸せになれるまでちゃんと書き続けていこうと思います！ (2017年6月26日 21時) (レス) id: 5f6675128d (このIDを非表示/違反報告)
stella(プロフ) - わかさん» わかさん、更新がストップしていてすみませんでした！何度も読んでいただいたなんて光栄です！新しいお話をどんどん提供できるよう頑張ります！ (2017年6月26日 21時) (レス) id: 5f6675128d (このIDを非表示/違反報告)
stella(プロフ) - A-YAさん» A-YAさんお待たせしていてすみません！これからはこまめに更新できるよう頑張ります！ (2017年6月26日 21時) (レス) id: 5f6675128d (このIDを非表示/違反報告)
stella(プロフ) - 菜摘さん» 菜摘さんずっと更新してなくてすみません！二人の行く末をまた覗きに来てもらえたらうれしいです！ (2017年6月26日 21時) (レス) id: 5f6675128d (このIDを非表示/違反報告)
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