お前の過去... ページ32
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JJ「それで...さっきの話だけど...」
「プロポーズ？？」
JJ「うん。そう言ってた」
「された覚えないけど？」
JJ「え？」
「どんな言葉で言ったとか、聞いてない？」
JJ「はぁ〜？」
「私...ものすごく鈍感だから」
自分で分かってるんだ...
JJ「それは言ってなかったけど、カナさんの喪が明けたから...
プロポーズしたけど...まだ保留だって言ってた...」
「...譲くんの...冗談じゃないの？」
JJ「はぁ〜？？」
「あのね？譲くんは...お姉ちゃんの恋人だった...私と付き合う前から...
最初は知らなかったんだけどね...お姉ちゃんの恋人の親友って紹介されたから」
JJ「そうなんだ...」
「お姉ちゃんの考えで、私に近付いたんだなって...ふと...恋人同士になった時に
分かったの...だから..."彼女が妊娠したから、お前とは今日で終わりにしたい"
と言われて...それがお姉ちゃんだったって分かった時...
本当はね？驚かなかった...」
JJ「えーー？そうだったの？？」
「ぅん...譲くんはいつも私を気遣ってくれた...それは...後ろめたさと...
自分が私と付き合いたかったんじゃなくて、お姉ちゃんに言われて...て
こと...お姉ちゃんにばらされるのが怖かったんじゃないかな？」
JJ「そうかな...?」
「ただそれだけ...」
JJ「え？？」
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作者名：雪華
| 作成日時：2014年4月18日 23時
