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カナの恐れ ページ23
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小説みたいな過去に
4人は黙って聞いていた
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マネ「お前も...苦労したな？」
譲「まーーね」
JJ「あ、あの？」
譲「ん？」
JJ「どうして...本当の姉妹なのに...カナさんはAのものを取り上げたり
...シャドウとか名前をつけたりしたんですか？」
譲「それはさぁ...」
カナは怖かったんじゃないかな？
あいつが原石から磨かれていくのが...
...だから、自分の影にしたかったんじゃないかな？
いつも影を踏みながら、カナは生きて行きたかったんじゃないかな？
でもさ...
太陽も時々意地悪して、カナの後ろから照らすんだ
すると...影は自分の前に出来て、カナは踏めない...
ずーっと踏めない...
それが分かるから、あいつを苦しめたりしたんだと思うよ...
影と光が逆転するのが怖かったんだと思うよ...
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作者名：雪華
| 作成日時：2014年4月18日 23時
