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No.1ご褒美 ページ2

お食事中です







「A」





「なぁに、フェイタン?」




Aがきょとんとしていると、フェイタンが彼女のお皿にピーマンを3つ程乗っけた。






「プレゼント。美味しく食べるね。」




Aの表情が、一気に苦々しいものへと変わる。




「い、いらないっ!」



実は、二人ともピーマンは大嫌いなのだ。




「食べたらご褒美やるよ。」




「ふぇっ!?」




"ご褒美"という言葉にAはつられてしまった。





『やはり強化系は単純ね』
フェイタンは心の中でそう思っていた。






「よーし、食べきるぞ!」




Aはピーマンを一気に口の中へ入れた。
そして、猛スピードで噛み、水を飲む。
それを一気に飲み込んだ。



「はぁっ。食べ終わったよ、フェイタン!
だから、ご褒美頂戴!」


どうやら、Aはピーマンの後味より、フェイタンからのご褒美のことで頭がいっぱいらしい。




「A。こち(こっち)来な。」




Aはフェイタンの方へと近づく。




すると、フェイタンがAの頭を優しく撫でた。





「えへへ…」




Aは眠かったのだろうか。
そのままフェイタンに抱きついて眠りに落ちてしまった。



「むにゃむにゃ…フェイタンー…」



どうやら、フェイタンの夢でもみているらしい。







そんなAを、フェイタンは優しく抱き締める。

そして、小さな声で呟いた。


「…おやすみ、A。」

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設定タグ:HUNTER×HUNTER , H×H , フェイタン   
作品ジャンル:アニメ
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きざみん - ウチもフェイタン推しなので嬉しいです。更新頑張ってください! (2022年7月30日 20時) (レス) id: 9835f2cbf2 (このIDを非表示/違反報告)
- 最高です!(私もフェイタン推し) (2019年11月2日 15時) (レス) id: 07d1416f60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:光姫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/momomomo091/  
作成日時:2019年7月25日 23時

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