〇〇しないと出られない部屋シリーズ1人目★主人公くん ページ2
ピカッ
突然、白い光がAに降りかかった。
「…ん。ここ何処だ？」
目が覚めると、Aは床も壁も真っ白な部屋に居た。
「あれ？ さっきまで私、ゴンとキルアとヨークシンの街を歩いてたんだけど…」
そう言った次の瞬間、天井から煙が溢れ出し、同時に何かが落下してきた。
「え！？ 何？」
「よっと」
Aの前に現れたのは、緑色の服を着た、尖った髪型の特徴的な少年＿ゴンだった。
「ご、ゴン！？」
「あれ？ A」
2人の驚きの声が部屋全体に響き渡った。
「なんでゴンもここに？」
「実は、俺もよくわからないんだ。
Aがいなくなってから、ヨークシンの街中、キルアと探し回ってたんだけど、その時急に白い光に包まれて…」
「私と全く同じだ…！」
「とにかく、ここからどうやって出るか考えよう。」
暫く2人は部屋中を見て回った。
ゴンが落下してきた天井をよく観察したり、床や壁を叩いてみたり。まるで探偵にでもなったかのようだ。
「窓もドアもないね…
あ！ ゴンのジャジャン拳で壁を撃ち破るとか出来ないの！？」
「A！ ナイスアイディア！早速やってみるよ。」
実を言うと、ただゴンのジャジャン拳を生で、それも間近で見たかっただけなんだけどね…
Aはそれをゴンには言わなかった。
そして愈々、ゴンがジャジャン拳を撃つ時が来た。
周りにとんでもない緊張が走る。
まるで、誰も居ない砂漠のような静けさだ。
「最初はグー
ジャン ケン…
グー！！」
すさまじいオーラを纏ったジャジャン拳が壁に放たれた。
ところが、壁にはヒビひとつ入らなかった。
「どうしよう… もう方法はないよ。」
諦めかけたその時。
天井から、白い紙がヒラヒラと落ちてきた。
ゴンは咄嗟にそれを拾う。
「A…！ 俺たちここから出られるよ!!」
Aに紙を見せながら、ゴンはそう言った。
紙には
〇〇しないと出られない部屋1回目！
お相手:ゴン
貴方はゴンとハグを1分間しないと、この部屋から脱出できません！
と書かれていた。
どうやら、パソコンで打ち、印刷されたものらしい。
「ゴン… ハグしてくれる？」
「もちろん！！」
ぎゅっ…
「A…
大好きだよ！」
「なっ…」
Aは頬がどんどん熱くなっていくのを感じた。
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冷媒 - ギタラクル試験限定じゃないです (2023年3月4日 17時) (
レス) @page11 id: 998faff389 (このIDを非表示/違反報告)
光姫(プロフ) - 白器*さん» リクエストありがとうございます！！了解しました。 (2019年8月11日 23時) (レス) id: 67223175f8 (このIDを非表示/違反報告)
白器*(プロフ) - リクエストで、イルミをくすぐる、出来たらお願いします！ (2019年8月11日 16時) (レス) id: 807ceadfb9 (このIDを非表示/違反報告)
光姫(プロフ) - しーPーさん» リクエストありがとうございます！了解です〜 (2019年7月21日 11時) (レス) id: 25efd66d6d (このIDを非表示/違反報告)
しーPー - リクエストです！！！「ヒソカに3分間床ドンされる」が見たいです！！！出来たらお願いします♪ (2019年7月21日 1時) (レス) id: 616c24bce5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光姫 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/momomomo091/
作成日時：2019年6月16日 23時
