リクエスト★クロロ ページ15
今回の部屋は、床も壁も真っ黒。
電気はついてるんだけれど、やっぱり少し不気味。
黒っていうことは… あの人しかいないね、うん。
そんなことを考えていると、ついに相手が現れた。
その相手は勿論、
クロロに会うのは、ヨークシンシティの時以来。
クロロは私より、14歳も歳上。
しかも敵の幻影旅団の団長だよ!?
もし気に触るようなことをしたら殺されかねない。
慎重に行動しないと。
私は緊張しながら、壁に貼ってある、お題の紙を取った。
〇〇しないと出られない部屋!8回目
お相手:クロロ
貴方はクロロにお姫様抱っこを3分間されないと出られません!
お姫様抱っこぉぉ!?
そこまで変なお題じゃないからちょっと安心したけど、問題はあのクロロが私をお姫様抱っこしてくれるかってこと。
敵同士だからねぇ…
取り敢えず、まずはクロロに話しかけてみよう。
私は、恐る恐るクロロが座っている方に近づき、話しかけた。
「あのー、えっと…
ちょっと、訳あって私達、〇〇しないと出られない部屋という部屋に閉じ込められてまして、この部屋から出るには、この紙に書いてあるお題をクリアしないといけないんです。
そのお題をクリアするには、
お題をクリアしない限り、この部屋からは一生出られないです。」
クロロは、フーと息をつき、口を開けた。
「完敗だ。君に協力するよ。
どうやらこの部屋、念空間でもないらしい。不思議だ。異次元かもしれない。」
異次元!?
全然考えもしなかった。
「えっと、これがお題なんだけど…」
そう言いながら、私はお題の紙を見せた。
「ふぅん。お姫様抱っこか。
3分間って書いてあるけど、なにで計るの?」
私は近くにあった小さなテーブルを指さした。
「このテーブルに置いてあるタイマーで、3分間計るの。」
「じゃ、姫。お手をどうぞ。」
え?
敵同士でこんなすんなり…?
そう思いながら、私はタイマーをスタートさせた。
「お、お願いします。」
私はクロロに体を預けた。
クロロのしっかりとした、男性らしい腕が私の身を支える。
私はふわっと持ち上げられた。
初めてのお姫様抱っこに、少し緊張する。
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冷媒 - ギタラクル試験限定じゃないです (2023年3月4日 17時) (レス) @page11 id: 998faff389 (このIDを非表示/違反報告)
光姫(プロフ) - 白器*さん» リクエストありがとうございます!!了解しました。 (2019年8月11日 23時) (レス) id: 67223175f8 (このIDを非表示/違反報告)
白器*(プロフ) - リクエストで、イルミをくすぐる、出来たらお願いします! (2019年8月11日 16時) (レス) id: 807ceadfb9 (このIDを非表示/違反報告)
光姫(プロフ) - しーPーさん» リクエストありがとうございます!了解です〜 (2019年7月21日 11時) (レス) id: 25efd66d6d (このIDを非表示/違反報告)
しーPー - リクエストです!!!「ヒソカに3分間床ドンされる」が見たいです!!!出来たらお願いします♪ (2019年7月21日 1時) (レス) id: 616c24bce5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光姫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/momomomo091/
作成日時:2019年6月16日 23時