「実況者」社畜系実況者の非日常？「ｗｒｗｒｄ！」

part42 ページ49

貴女：うん。なんとなく、ベットから出た記憶はある様な？

ロボロ：ありゃりゃ、まぁこんだけ熱高いし倒れるほどだもんね

トン：（人2）

貴女：な、なに？

モグモグと、食べるのを止め真剣な声と顔トンちゃんの方に顔を向ける。

トン：あんま、病人に説教とかしたくないし、俺もあんま人のこと言えんって自覚してるけど、
ちょっと自分を粗末にしすぎやで。

トントンの声色は厳しくもあり、そして子供をあやすような優しいものでもあった。

トン：米はおろか、調味料さえない棚に唯一あるのはカロ〇ーメイト。冷蔵庫の中は栄養ドリンクだらけ、もしかしなくてもコレしか食ってなかったんやろ

貴女：うっ

大先生：僕でももうちょっとマシなもん食っとるで

コネ：嘘つけや

シャオ：大先生の主食はタンポポでしょ？

大先生：違うわっ！

ゾム：でも、女の金やろ？

大先生：えっ

トン：ハイハイ。お前ら騒がない

グル：正直、今俺が色んなことしたいがため、負担をかけているのも事実。でも、こんな生活しとったら、仕事もクソもないやろ。とりあえず、今日から3日休暇にしといたから、ゆっくり休めよ

貴女：っ・・・はいありがとうございます。

そんな、悪いですよっと言おうとしたら、目で訴えかけられた。「お？文句あるのか？」って

トンちゃんも笑顔がとっても素晴らしかったです。(震え声)

コネ：いや〜でも焦ったわ

ロボロ：確かに、（人2）ちゃん顔色真っ青だし、震えてるのに熱は物凄く高かったしね。

シャオ：ホンマにな〜メッチャ驚いたわ！

貴女：すみません、迷惑かけました

ゾム：全然気にせんでええよ。俺達も昨日メッチャ迷惑かけたしな

ひとらん：そうそう。でも少し驚いたな、大ちゃんが一番焦ってたでしょ？

大先生：ちょっ！げどちゃん！？

グル：あ〜確かに一番取り乱しとったな

大先生：グルちゃんやめてぇぇ

シャオ：汚い

貴女：その話詳しく聞きたい。あっ、トンちゃんご馳走様

トン：おう、お粗末様でした。よっかた食欲はあるみたいやな。あと、これ薬

貴女：ありがとう

トンちゃんから薬と水を受け取り、一緒に口に含み喉の奥に流していく

ロボロ：さっき、簡単にトントンが説明したの詳しくはなそっか。大先生の話も気になるみたいやし？

貴女：うん

大先生：あ゛ぁぁ〜

シャオ：ええやん、あん時の大先生は珍しくかっこよかったで？

大先生：ｼｬｵﾁｬﾝ …

シャオ：や、やっぱキモイ！

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