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次に話題に上がったのはオクタヴィネル寮。
凛とした佇まいで食事をしているアズール先輩がどうやらグリムの目に止まったらしい。
トレイ先輩がご丁寧に説明するのを聞きながら私もアズール先輩を見る。
一瞬、目が合った気がしたけれど、瞬きした次の瞬間にはこちらを全く見ていなかったので本当に気の所為だろう。それかあんまり好かれてないか。多分後者だな、なんかあの人私の事嫌いそう。知らんけど。
｢その手前に座ってる臙脂と黄色の腕章はスカラビア寮の生徒だ。｣
｢オクタヴィネルもスカラビアも、どっちも頭脳派揃いって言われてる。筆記テストはそこ2寮かデッドヒートってカンジだよね。
あ、でもスカラビアの寮長は勉強はそこまでってカンジで〜。｣
｢はーい。これ話が脱線するフラグ。｣
｢その話でしたらまた別の機会に教えてくださいね、今はお口チャックでお願いします｣
｢お前たち、順応早いなぁ｣
やや苦笑いのトレイ先輩。横では、も〜！とおちゃらけるケイト先輩が笑っている。
つくづく明るい人たちだな、なんかこういう人を陽キャって言うんだろうか。よくわかんないや。
｢話を戻すと、あっちのやたらとキラキラしいのはポムフィオーレ寮。紫と赤の腕章をしてる。｣
｢ホワッ！超可愛い女の子がいるんだゾ！｣
｢エッ！？男子校なのに！？｣
｢アホ、男子校に正式入学した奴に女子がいる訳が＿＿｣
｢…あ、あれエペルくんだ｣
｢おまえ知り合いなの？｣
｢うん、お友達になってくれた子だよ｣
｢？…！｣
｢あ、気付いた｣
私たちから向けられる視線に気付いたのか、エペルくんがこちらを見る。目が合うとぱっと顔を明るくしてにっこり笑ってくれた。
つい頬が緩んで手を振る。
向こうも照れくさそうに顔を赤くしながら手を振ってくれた。かぁわいいなぁあの子。なにもう、可愛すぎて欲しいもん(？)
｢大丈夫だって！ここの学校、いや、どこ探してもAちゃんより可愛い子なんて存在しないよ！｣
｢私エペルくん可愛くて好きなんです｣
｢好………！？｣
｢お前ら会話のキャッチボールって知ってる？｣
｢デュース、私の今のはそういう意味の『好き』じゃないよ｣
｢返事しろよオレにも｣
｢なにエースかまちょなの？かまちょなんだな(確信)｣
｢はぁ！？ちっげぇし！！｣
｢若いねぇ〜！オレも混ぜてよ！｣
｢お前ら、ほどほどにしとけよ。話思いっきり脱線してるからな｣
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星猫 - トランスフォーマープライムは知ってます？ (2020年10月9日 18時) (
レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - Hiyoriusui1211さん» うわ！気付きませんでした！ご指摘ありがとうございます！ (2020年9月20日 11時) (レス) id: a5a72bcd0d (このIDを非表示/違反報告)
Hiyoriusui1211(プロフ) - いつも読んでいます！リリア様の名前のところがヴァンジュールになっていますよ！ (2020年9月20日 8時) (レス) id: 83274ca187 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます！すごく励みになります…！！とにかくめちゃくちゃ嬉しいです(語彙力)、夢主を褒められるとこんなにも嬉しいものなんですね…！これからもよろしくお願いします！！頑張ります！！ (2020年9月17日 23時) (レス) id: a5a72bcd0d (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - はじめまして！コメント失礼します。すごいおもしろくて、大大大好きです！夢主ちゃん推しになりそうなくらいかわいい‥‥更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年9月17日 21時) (レス) id: 345af002c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり
| 作成日時：2020年9月10日 21時
