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｢うまい！うまい！うまい！｣
やばい奴いる(小並感)
私は顔がぴくりと引き攣るのを感じた。
うまいを連呼しながら弁当をむっしゃむっしゃ食べている。そんなに美味しいんですかそれ良かったですね。
向こうは私らの存在に気付いていないらしいこの人と私は何度か面識があるのだが…
…どうしよう知り合いとは思われたくない(失礼)
｢あの人か炎柱｣
｢うん…｣
｢ただの食いしん坊じゃなくて？｣
｢うん…｣
一同唖然である。すごいよ煉獄さん、こんなキャラが濃いメンツを動揺させるなんてそうそう無いぞ？
｢うまい！｣
｢あ、もうそれは…すごくわかりました｣
うまい連呼マシーンの連呼さんに思い切って話しかけた炭治郎くんは心無しかげっそりしている。
話したいことがあるという炭治郎くんの言葉を快く受け入れて、炭治郎くんは私と一緒に煉獄さんが座る向かい側席に腰を下ろす。善逸くんと伊之助くんは通路を挟んだ反対側の席に座った。
彼は『ヒノカミ神楽』について聞きたかったらしい。
彼によると、累と戦った時に生前の父が舞っていたそれを応用することが出来たのだという。
それが自分にしっくり来たらしい炭治郎くんはヒノカミ神楽について詳しく知るために、火繋がりの炎柱である煉獄さんに尋ねることにしたらしいが＿＿
｢うむ！そういうことか！だが知らん！『ヒノカミ神楽』という言葉も初耳だ！
君の父がやっていた神楽が戦いに応用できたのは実にめでたいがこの話はこれでお終いだな！！｣
｢えっ！？ちょっともう少し…｣
｢そこの皇少女と一緒に俺の継子になるといい面倒を見てやろう！｣
｢なんで私まで？？？｣
敢え無く惨敗。煉獄さんは何も知らなかった上に話が通じず、何故か私と炭治郎くんが継子に勧誘される始末。完全に私巻き込まれたじゃん、私関係なくない？？
焦点が合わない煉獄さんは炭治郎くんの訴えを華麗にスルーして、炎の呼吸などの呼吸について熱く語りだした。
終いには炭治郎くんの刀が黒色であることを知って『それはきついな！』と笑いながら言う。
｢黒刀の剣士が柱になったのを見たことがない！さらにはどの系統を極めればいいのかも分からないと聞く！
皇少女は白刀だと聞いたが、竈門少年と一緒に俺の所で鍛えてあげようもう安心だ！｣
｢いやだからなんで私も？？｣
面倒見のいい人だな、と炭治郎くんがこそっと言う。君も負けないくらい面倒見いいけどね。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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りりこ(プロフ) - 作者さんチョコヴァン知ってそうだなと思った今日この頃 (2020年5月12日 20時) (
レス) id: d964a10e7b (このIDを非表示/違反報告)
Rain242 - 剣じゃなくて刀では？細かいところ突っついてすみません。とても面白いです！ (2020年5月5日 2時) (レス) id: b25bc8c008 (このIDを非表示/違反報告)
genkiippai0708n(プロフ) - 最終選別は確かきりやではないはず。(きりやは変換がないから) (2020年4月11日 15時) (レス) id: 6f9d963a04 (このIDを非表示/違反報告)
みつき - �い蘯里討�たいですが、�，�一番読みたいです！更新頑張って下さい！応援しております。 (2020年3月21日 21時) (レス) id: 1489a42d36 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - 全部読みたいですが…�，任�願いします。更新楽しみにしています (2020年3月20日 12時) (レス) id: e2c5fada44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいす
| 作成日時：2020年3月13日 14時
