候補34人目 ページ34
休みが開けてからは、それはもう怒涛だった。
｢あれ？おはようエース、デュース。どうしたのうちの寮の前で｣
｢いや？別に？俺彼氏だし？｣
｢なんて？｣
｢未来のパートナーだからな僕らは｣
｢え？もしかしなくてもだけど3人で？？嘘すぎない？？？｣
マブが朝から迎えに来たかと思えば、
｢オイ、やる｣
｢ハ？えっなにこれ眩しっ｣
｢お前が望むんなら、嫁は1人しかとらねぇよ｣
王族(爆)から通りすがりで見るからに高そうなペンダントを渡され、
｢キミの予定を聞いてもいいかな？ボクの地元を案内したいんだ｣
｢いいですけど、なんでまた急に？｣
｢将来はそこで暮らすことになるんだ、慣れておいた方がいいだろう？
そうだ、お母様にもご挨拶しよう。Aならきっと許してくださるよ｣
……え、なん…なんて？
｢Aさん♡｣
｢小エビちゃん♡｣
｢やめてくださいお皿運んでるんです私｣
｢今晩そちらにお伺いしても？作って差し上げたい料理があるんです｣
｢オレらいっぱい練習したんだ〜｣
｢別に構いませんけど…それならバイト終わりの賄いでも良いのでは？｣
｢やぁだ、小エビちゃんとこに行くの！｣
｢ふふ、僕らウツボは通い婚なんですよ｣
｢聞き逃し出来かねますね。お前らが行くのなら当然この僕もお邪魔させてもらいますよ｣
いやもうウツボとか人魚の生態の話はいいんで(辛辣)
｢人の子｣
｢うわっツノ太郎！背後に立たないでよ暗いんだからさ｣
｢………妖精が嫌いなのか、小さい頃の夢は妖精だったと言っていたじゃないか｣
｢4歳の時の話ね！？確かに妖精さんだったけどやめてよ恥ずかしい｣
｢お前が望むのなら、その夢叶えてやらないこともない。叶った暁には僕の傍に生涯いることを許可しよう｣
｢ごめんなんて？｣
いや別に今の将来の夢は安定した生活を送ることなんだけど()
そしてしばらく経ったある日。
突然呼び出された私はめんどくせぇなという気持ちを全面に醸し出しながら学園長の目の前に座っていた。
｢あのですねぇ、確かに貴方はここで唯一の女子生徒で現を抜かしたい気持ちは分かりますが…さすがに浮気は頂けませんよ｣
｢は？｣
｢教員まで手中に収めるとは…今お付き合いしている23人の中から1人に絞ってください全く｣
困りましたみたいな声で言うんじゃないよ。
困ってんのはこっちだよクソ！！！！！！！！
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FLOWER(プロフ) - こちらの神作、n周回目なのですが(？？？)本当に飽きないんです好きです…続編、全裸待機で待っております！頑張ってください！！ (8月11日 14時) (
レス) @page38 id: 87ff2022c1 (このIDを非表示/違反報告)
だんご - とっても面白かったです(o^^o)続編楽しみにしてます! (2023年4月10日 1時) (レス) @page38 id: 682f1d07da (このIDを非表示/違反報告)
たい焼きティー(プロフ) - 最高すぎて、、、、(/-＼*)続編楽しみです!!!!! (2023年4月9日 5時) (レス) id: bb745024cc (このIDを非表示/違反報告)
うさマロ(プロフ) - ものすごく続きが気になります！！続編楽しみしてます！！ (2023年3月20日 20時) (レス) @page38 id: 9e17f78ec0 (このIDを非表示/違反報告)
爆発(プロフ) - こんなに面白い作品久しぶりに見つけました！すごいにやけながら見てしまいました！続編とても楽しみです！頑張ってください！ (2023年2月26日 2時) (レス) @page38 id: c0924be3a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり
| 作成日時：2021年3月27日 16時
