3. あの日の思い出 ページ3
カナエside
もしあの人がいなかったら私も、しのぶもきっとこの世にはいないでしょう。
あの時から一度も忘れたことはありませんでした。
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童「そろそろきつくなってきたんじゃないの?」
カ「ハァッ……ハァッ…」
し「姉さん‼」
身体がズタズタでスピードが落ちてくる今の私じゃかなわない…
童「遅いね、まぁ君は綺麗だから俺の中で生き続けてよ。」
童磨に捕まってしまった、抱きしめられるように包まれ片腕から少しづつ吸収されていく。
し「姉さん‼童磨…姉さんを話せ!!」
しのぶがこちらに向かって走ってくる
カ「だめ!にげて!」
童「君も来てくれるのかい?嬉しいねぇ〜君も吸収してあげるよ!」
こちらに走ってくる、もぉだめ……
『九尾剣舞…幻想郷』
急に周りの景色が代わり、身体がふわりと浮き上がる感覚がして目を開けると狐の面をつけた人にしのぶと一緒に抱えられていた。
童「あららぁ〜こんなとこで出会えるとは久しぶりだね!Aちゃん相変わらずきれいだね〜あのお方が君がいなくなったからすごい怒ってたよ〜。」
『…………』
童「もぉ話してよ〜全く冷たいんだから…とりあえず城に帰ろぉあのお方も待ってる。」
『…………やだ』
彼はそうゆうと腰に浮いた刀ではなく胸元から小刀を取り出した
『九尾剣舞……狐火』
神楽のように美しく舞い小刀から炎の斬撃を飛ばしたが、童磨はひらりとかわし逃げていった。
童「うわッ!?危ないな〜まぁ今日はやめとくよ!また迎えに行くからね〜」
童磨は森の中に消えていった…
私は気が抜けて気を失ってしまった。
目が覚めると暗い洞窟の中にいてしのぶが泣きながら抱きしめてきた。
あのあと彼がここまで私達を運んでくれて傷の手当もしてくれていたそう、しのぶが目が冷めたときにはいなかったがぎりぎりまでちかくにいてくれていたらしい。
お礼を言うことができなかった、またあってお礼を言わないとまた会えることを祈ってしのぶと蝶屋敷にもどった。
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し「姉さん…姉さーんちょっと手伝ってー」
カ「わかった今行くね」
早く会いたい、会ってお礼を言わないと
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わぐまん - 狐大好きです!面白くて虜になっちゃいました! (2020年9月16日 21時) (レス) id: d570b5d827 (このIDを非表示/違反報告)
信者になりたい昆布 - 更新頑張ってください。 (2020年5月25日 20時) (レス) id: 71e688f74c (このIDを非表示/違反報告)
さねみ推し - 更新早く (2020年5月22日 0時) (レス) id: 71e688f74c (このIDを非表示/違反報告)
さねみ推し - 更新早く楽しみやねん (2020年5月20日 16時) (レス) id: 71e688f74c (このIDを非表示/違反報告)
さねみん - 続き作って (2020年5月20日 7時) (レス) id: ab0a8d8425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pika | 作成日時:2019年11月2日 23時