お嬢様の誕生日<2> ページ4
「おー!!久々のれあくん家だ!!」
嶺亜「そんなに久々だっけ???」
「それなりに久々やろ〜」
嶺亜「それなりって笑」
「どのくらいかわからんのやもん笑」
嶺亜「まぁね笑はい、入って?」
「おじゃましまーす、!!」
嶺亜「…A、」
「ん?……わっ、ちょっと、っ玄関でなにやってんの!」
嶺亜「ごめん、なんか急に愛しくなって」
「なにそれ、っ」
嶺亜「ちょーっと、ごめんね」
「なに?……え、真っ暗!!!見えない!れあくんどこ?」
嶺亜「ここにいるよ笑大丈夫大丈夫、俺の手これね、」
「もう、急すぎて怖い!んでなに?なんで目隠し?
……怖いことするん??」
嶺亜「しないよ、笑ほら、ゆっくり歩いて?
……あ、段差あるし危ないからやっぱり……よいしょ、」
「うわああ、びっくりした、!!」
嶺亜「お嬢様、……いや、俺のお姫様。お部屋にお連れします♡」
「……ねえ、なんか撮影でもしてる???」
嶺亜「えっ、してないけど?」
「なんかいつもと比べて様子おかしい気がする」
嶺亜「カメラ持ちながらどうやってお姫様抱っこするんだよ」
「それもそっか〜〜」
嶺亜「はぁーっ、馬鹿でよかった、」
「ん??なに?」
嶺亜「なんもいってませーん、
んじゃ、動くよ?ちゃんと捕まってて?」
「はいっ、」
嶺亜「ってかほんと軽いな、ちゃんとご飯食べてんの?」
「時間ない時は食べなくていっかって思っちゃう」
嶺亜「まぁわからんでもないけど。俺も大して食べないし」
「似たもの同士やね」
嶺亜「でも今日はいっぱい食べなよ、」
「え、、??」
嶺亜「目隠し外して?」
「んっ、眩し、っえ!!!なにこれ!!!すごいご馳走!!」
嶺亜「俺が作ったわけじゃないけどね」
「え、でも、なんで??」
嶺亜「とりあえず座ってよ、もう日付超えちゃうじゃん」
「えぇ、ほんとだあと1分やん、…けど、え??」
嶺亜「……Aさ、あの日からずっと俺のそばにいてくれたよね。そりゃあ、すれ違う時もあったけど……でもお互いを想いすぎてのすれ違いだったって思ったら、俺の事ずっと考えてくれてんだなって。」
「…うん、どしたん?急に改まって」
嶺亜「だから俺もずっとAのこと考えてたい……そばにいたい。これからもずっと、誕生日のお祝いしたい。俺が1番に、ね」
「え、」
嶺亜「A、お誕生日おめでとう、
……そして、」
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作者名：☆星-hikari-☆ | 作成日時：2022年8月2日 10時
