マネージャー ページ6
体育館の中にはバレーボールをする形に準備されている。
黒「マネージャーになったらその男性恐怖症って言うの治るんじゃね?」
あ「もしかして男子バレーのマネージャー....?」
黒「おう、そうだ」
あ「はああああ!?」
私の声に驚き男子バレー部員全員がこっちに向いた。
いくらなんでも長時間ここにいたら気絶する
あ「いや、わ、私は女子バレーのマネージャーになるので、ではー」
男子バレーのマネージャーなんてタヒんでもやるか!
逃げようとしたらがまた、手を掴まれた
黒「残念ながら女子バレー部はマネージャーを受け付けてないぞ」
マジか....
あ「うっ...ていうか手離して!」
パシッ
手を振り払った
黒「...ッ!!おう」
黒尾さんは少し、顔を歪めた
あっ、強く叩き過ぎたかな。
黒「その、お願いだ!今、マネージャーが居なくて困ってるんだ。」
パンッと手と手を合わせながらお願いだ!と言ってきた
それに加えて後ろの方でもお願いだと言う期待の眼差しを向けられてる。
うぅ...どうしようけど、さっき黒尾さんの手ちょっと怪我させちゃたし
あ「はぁ....仕方ない、いいですよマネージャーやっても」
『うおおおお!!ついに俺達にも女子マネージャーが!!』とモヒカン頭の人が口に出していた
なんか、怖いなこの人
黒「ありがとな」
あ「いえ、それより湿布とか持ってないですか?」
黒「ああ、持ってるけど?」
あ「なら貸してください。その、手をさっき叩き過ぎて痛かったでしょ。」
黒「いや、別に痛くねぇよ...」
あ「嘘ですね。さっき痛がってました。それにバレーに支障が出たらダメですから。」
私は湿布を黒尾さんから貰い、手に湿布を貼ろうとした。
あ「..........」
ぺチンッ
黒「痛てぇ!!」
私はわざと手に触れないように思い切り湿布を叩くように貼った。
だって手に触れたくなかったから。
それに、そろそろ私もちょっとヤバイ
あ「はい、終わりましたよ」
黒「おう、ありがとう。よーしみんなー集まれ!」
あ「え、」
すると黒尾さんの合図でバレー部員全員が、こっちに来た。
わぁ....こ、怖い
身長の低い私にとっては皆は、巨人みたいなのだ
明日からこれの中でマネージャーしていくのか。
魂が抜けるよ...と絶望しながらも
皆の自己紹介を聞き、私は体育館から急いで出た
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作者名:ハイカラ | 作成日時:2015年1月14日 1時