合宿所 胡蝶

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しのぶside


体育館から全力ダッシュをして、

歩いて十分程度の道のりを一分で通り過ぎる。



こういうとき、鬼殺能力って楽ですよね。



無事に昼食の準備には間に合いました


『やっぱり、五校分もあると多いいですねぇ』


食堂に一人、昼食をつくっていると



雀田「あ！胡蝶さん！私達手伝いますよ〜！！」


マネージャーの皆様方がお手伝いにやって来てくださいました。



『あ…ありがとうございます、ですが、お客様にそのような事をさせては…』


谷地「いいんです！お世話になるお礼です！！」


清水「私達が勝手にやりたいだけですので、気にしな
いで下さい」



『……ありがとうございます。では……こちらをお願いしても宜しいでしょうか？』


マネージャー『はい！！』




キラキラと輝く返事をして仕事に動いていく


この子達を見て

少し羨ましいと感じたのは




『(気のせいよね…、姉さん…。)』




谷地「胡蝶さん！あの、これくらいでいいでしょう
か！」


『ありがとうございます、谷地様。はい、それくらいで大丈夫です。』



谷地「……あ、あのっ！！」

『はい…？』


谷地「あの、様などは……、その、呼ばれなれていなく
て…、それで、その…、」



焦りながら小動物のように表情を変える
谷地さんが可愛らしくて



『クスッ』


少し笑ってしまいました。


『……谷地さん、下の名前をお伺いしても？』



谷地「しゃ、シャチ！！谷地、仁花であります！！」



顔を少し近づけると
真っ赤になって慌てて後ずさるのが


少し、炭治郎くんに似ていて



『仁花ちゃんとお呼びしても宜しいでしょうか？』


谷地「！！は、ハイ！！！よろしくお願いシャ
ス！！」


『フフ、こちらこそ。』




誰かとこんなふうに話すのは

本当に久しぶりで





少し

懐かしかった。






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作者(今見たらhit数が今日だけで百超えに……！

ありがとうございますマジ感謝です！！
土下座！！)

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