無くし物 ページ47
ｓｉｄｅ 雅紀
a「あぁー！
降りなきゃ！この駅だよ！」
o「え？
ちょ！ちょっとまって…」
a「早く早く！！」
o「ちょ、あい…」
何かを言いかけていた、おおちゃんの
手を引っ張ってズルズルと、電車から降りる。
a「はぁ、間に合った」
おおちゃんの手を離し、ドキドキとしていた
心臓を落ち着ける。
a「おおちゃん、ごめ…んね…
あれ」
心臓を落ち着かせて、引きずるような形に
なっていた、おおちゃんに謝ろうと
おおちゃんの方を向くと
おおちゃんはそこには、いなかった。
a「あれれれれれー？！
なんでなんで！？」
とっさにパニックになる。
キョロキョロとおおちゃんを探す。
a「先に出ちゃったのかな？」
ありえない予想が頭に浮かぶ。
でも、さっきまで手を掴んでいたのに
いきなり一人で改札口を出ていくのだろうか？
a「はぅ！」
トントンと背中を叩かれてビクッとする。
ゆっくりと振り向くと、そこには
にっこりと笑ったおおちゃんがいた。
o「何してるの？
ほら、これ」
おおちゃんは俺の前にあるものを差し出す。
a「それなら、ここに…
あれ？！ないない？！」
o「さっき、相葉ちゃん電車の中に忘れてたから
言おうと思ったんだけど、言えるタイミングがなくてさ」
おおちゃんが差し出したのは切符だった。
入れてあったはずのポケットには切符はない。
ということは、おおちゃんの言ったことは
本当らしい。
a「…ありがとう」
受け取った切符にはぬくもりが残っていて
俺は大事に握りしめた。
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ヒヨコ(プロフ) - 菁華さん» ふふふ、意外に相葉ちゃんの秘密は前の方にあったりするんですよ。まぁ、これからいい感じに進めれたらいいなぁと思いつつ、更新を頑張っていきます！応援お願いします！ (2015年8月31日 22時) (
レス) id: fd92f14237 (このIDを非表示/違反報告)
菁華 - 秘密…気になります！更新、ありがとうございます!!頑張って下さい♪ (2015年8月31日 22時) (レス) id: ed0bac2ef9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 菁華さん» はい！そのペースで書かせてもらいます。楽しみに待っていただけるようにこれからも頑張りますね。 (2015年8月29日 23時) (レス) id: fd92f14237 (このIDを非表示/違反報告)
菁華 - はい！頑張って下さい！無理せず、書きやすいペースで…。いつでも楽しみにしています!! (2015年8月20日 16時) (レス) id: ed0bac2ef9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 菁華さん» 智くんは皆のアイドルですからね…てか、ニノちゃんの活躍が最近ないですよね…皆さんが平等に活躍出来るように頑張りますよ！！ (2015年8月19日 16時) (レス) id: fd92f14237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコ | 作成日時：2014年12月14日 23時
