▲大切な仲間 ページ15
Kyohei.T side.
Aをとっさに抱き寄せたのはいいものの、
目の前のこいつからの視線からは逃げられなかった。
洋平「A先輩の彼氏ですか」
気安く名前を呼ばないでほしい、と思った自分に驚く
「彼氏ちゃうよ。でも、…めっちゃ大事な人」
ぎゅっと抱きしめる手に力を入れると、
俺の服の裾を握る感覚がした。
ごめんA。
離れたいよな、
でもこんな顔、見せるわけにはいかんねん
こんな、嫉妬に満ち溢れた顔
洋平「…じゃあ、俺と同じですね。
俺にとっても、先輩はめちゃくちゃ大事な人ですから」
裾をにぎるAの手が離れた。
何、どんな関係だったん
こいつの言ってることは、嘘ちゃうってこと？
下唇をかみ締める
洋平「…それじゃあ、A先輩、また今度。
何かあったら、すぐに言ってください。
大阪だろうがアメリカだろうが、飛んできますから」
Aは俺の腕をするりと抜けて、
そいつに手を振った
『ありがとう、洋平くん』
後姿が見えなくなるまで、Aは喋らなかった。
『…ごめんね、よし、次どこ行く？』
笑顔に戻って言うAはさっきとどこか違って
「A…、あいつのこと」
『大切な後輩なだけ。あの時に助けてくれたたった一人の仲間。
でも今は、恭平が、みんながおるけぇ、』
笑顔で言う彼女を、今は信じて
笑っていようと思う
たとえ、俺のことは
ただの
“ 大切な仲間 ” としか思っていないとしても。
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あや(プロフ) - ひとつだけ。センター試験には合否はありません。点数が出て、それによって2次試験を受けるかどうか決めるってやつです。 (2020年5月24日 0時) (
レス) id: fdf9960b48 (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - 更新首を長くして待ってます！のんびりでいいので更新楽しみにしてます！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: b8c160a182 (このIDを非表示/違反報告)
ひとで(プロフ) - 作者様の事情やリクエストなどお話の更新に関わることは作品ページで、作者様の感情やほかの読者様との交流はツイッターでやった方がいいと思いました。長々と失礼しました。次の更新楽しみにしています。 (2019年8月31日 15時) (レス) id: 5cdc89dbcc (このIDを非表示/違反報告)
ひとで(プロフ) - 続きです。お話はとても面白いしもっと読みたいのにページを進めたらお話じゃなかった、とガッカリしてしまいます。お話を進めるにあたって裏設定などを書いてくださるのは嬉しいのですが、ツイッターアカウントがあるならそっちで話してほしいなあと思う話題もあります (2019年8月31日 15時) (レス) id: 5cdc89dbcc (このIDを非表示/違反報告)
ひとで(プロフ) - はじめまして、通りすがりの者です。この作品を読んでちょっと気になったことを言うので、気に障ったらごめんなさい。最近のJr.は本当にたくさんの事があります。感情を揺さぶられることも私もたくさんあります。でもちょっと、作者さんの話が多いかなって思いました (2019年8月31日 15時) (レス) id: 5cdc89dbcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MaKoto | 作成日時：2018年4月23日 6時
