▽60 “ありがとう”のブランド ページ25
バス停について、振り返ったまとくんは
ぎょっとしたかと思えば
悲しそうに笑って
親指で私の涙を拭った
『まとく…、ごめ、』
真鳥「謝らんでええよ、Aはなんも悪ないから」
涙を拭い終わると、優しく頭を撫でてくれる
真鳥「A？」
『……ん、』
真鳥「…俺は、Aのこと、大好きやで」
頭を撫でながら言ってくれるまとくんに
もっと涙があふれてしまう
真鳥「俺だけちゃうで？みんな、Aのこと、大好きやから」
もし、この人たちに出会えてなかったら
私はどうなっていただろう
そのくらい、私の中で大きな存在になってた
真鳥「泣きすぎやって〜、な？
…もう」
まとくんは私のまぶたに
そっとキスして
ふわりと笑った
そしてまた、一瞬だけ、
唇にキスをした
真鳥「…よし、泣き止んだ」
タイミングよく、バスが来て
まとくんはまた、私の手を握った
.
真鳥「たっだいま〜♪」
末澤「おかえりAちゃん！！
まとくんに何もされへんかった？！」
末さんの言葉に、まとくんと顔を見合わせて笑う
古謝「え…うそやろ」
大晴「なっ、真鳥くん！？え！なんしてんすか！」
小瀧「…やっぱりプレイガールやったか笑」
『のんちゃん！それは違うけん！』
やっぱりみんなといると笑顔が絶えない
隣ではまとくんが優しそうに笑ってて
真鳥「な？言ったやろ。たち、みんなAのこと大好きやって」
その言葉に、当たり前や、と口々に言うみんな
『…ありがとう』
私がそういうと、まとくんが私の頭を撫でながら言った
真鳥「さっき、“ありがとう”のバーゲンセールやって言ったけど
Aの言う“ありがとう”は、いっつも安もんちゃうね」
正門「…それが、Aのいいとこのひとつやな」
それは、周りにいるみんなが、
いい人だからだよ
私は、みんなから
いいとこを分けてもらってるのかもしれないね
淳太「よし、Aちゃんのお勧めの店に
みんなで食べに行くとするか」
幸せ、ってこのことを言うんだろうなと
思った、五月の初め
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Lime(プロフ) - 私もずっと不安でした、でも作者さんの言葉を見てコンサートに行くことはできない私でも何が出来ることを考えて前を向いて頑張りたいと思います！！ (2018年3月24日 12時) (
レス) id: 1005e42da6 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - あの、すみません、誰がいなくなっちゃったんですか？私、騒動のこと全然知らなくて…でも関ジュ担としては知りたいんです！教えてくれませんか？ (2018年3月22日 23時) (レス) id: ad22359b56 (このIDを非表示/違反報告)
赤ジャス民(プロフ) - 私も早く関ジュに帰ってきて、8人でステージに立っている姿が見たいです！そして、早くfanky8が公式のグループになってデビューしてくれることを願ってます！とりあえず、帰ってきたときは、いつでも笑顔で"おかえり"と言えるようにしておきます！ (2018年3月22日 22時) (レス) id: 99c7512579 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 私もおんなじ気持ちです。いつか彼が私たちの前に戻ってきてくれたときに、笑顔で“ただいま”って、言ってくれて、私たちの前で8人で歌ってくれる。そんな日を私も心のそこから待ち望んでいます。 (2018年3月22日 22時) (レス) id: 2adbe21db0 (このIDを非表示/違反報告)
Red S(プロフ) - 作者さんの、思うありがとうの意味を聞いて、すっごく心にしみました！ほんとに、その通りだなと思いました！これからも頑張ってください！ (2018年2月10日 16時) (レス) id: 574a581655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MaKoto | 作成日時：2017年7月23日 9時
