▼８呼び方と笑顔 ページ8
Yoshinori.M side
俺が親御さんの話を振った瞬間、Aちゃんの顔が
一瞬曇ったのを、見逃さんかった。
大吾を見つめるその目は、安堵でいっぱいで
そんなに親御さんについて触れてほしくなかったんやな
亡くなったとか？
でもそれなら尚更、大阪にまで行かせんはずや
じゃあなんであんなに嫌がんねん
西「なあ、Aちゃん。
いま、俺のこと‟西畑さん”言うたやろ！ｗ」
電話を切ってから爆笑しだした大吾。
『え、あの…。まずかったですか？やって、結構年上やし…』
戸惑ってるAちゃんを少し、可愛いな、と思ったりする。
西「んー、俺な、ていうか大体そうやと思うんやけど
結構フレンドリーな方が好きやねん。
それに、実際Aちゃんの方が立場的に上になるんやし
さん付けはむずがゆいわ。
やから、あだ名とか、そんなんで呼んでくれへんかな？」
優しくお願いする大吾やけど、やっぱり抵抗があるのか
でも…と考え込むAちゃん。
「あ。じゃあさ、俺らもAって呼び捨てにするから
Aちゃんも俺らのこと、あだ名で呼べばいいんちゃう？
良くない？交換条件」
俺の提案が良かったのか、
ぱあああっ
って効果音が付きそうなくらい笑顔になって、
こくこく頷くAちゃん。
か、可愛い…。
大「じゃあ、あだ名考えてもらおうかな♪
俺はね、大橋とか、はっすんとか、和也とかって呼ばれとるけど、
Aちゃん‥じゃなかった、Aにはかずくんって…」
『………おおはしで。』
照れながら言う和也を遮って言ったAちゃ‥、A。
大吾と俺は大爆笑の中、和也だけはぽかん、と口を開いてて。
Aはもう、視点を大吾に変えてて。
西「ｗｗｗｗ…俺は普通に大吾とかでええよｗ」
『大吾……くん？』
それを聞いた大吾は、顔を赤くして
聞いた正門！！めっちゃ可愛い！！！
って言ってるであろう顔をこちらに向けてくる。
『えっと…正門さんは…』
そういって腕を組むA。
あかん、この子 自分の可愛さに気付いてへん。
『どぅーさん！』
あぁ、この子おったら笑顔になれるわ。
そう思った。
たぶんただただ天然なだけやろうけど。(笑)
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senaaaaaa - 個人的な話なんですけど、広島出身なのでリアル感あってめっちゃリアルに感じます笑 (2022年8月5日 20時) (
レス) @page1 id: 1a55999e79 (このIDを非表示/違反報告)
aoi(プロフ) - 10初対面のこうちゃんのなんですけど「みんなの万能調味料こと塩麹よりも向井康二｣ですよ！！ (2019年7月8日 16時) (レス) id: cd7843d5f7 (このIDを非表示/違反報告)
☆*:.｡. 大橋 嶺雪.｡.:*☆ - 私、この作品好きなので、更新頑張ってください！ (2017年7月4日 12時) (レス) id: 29b09aaa10 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。こうちゃんに主人公ちゃんの隠してる事を話してるのを誰が聞いてるのか？気になります。 (2017年6月29日 6時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
CHIHARU(プロフ) - 初めてこの小説を読みました。更新楽しみにしてます。 (2017年6月23日 22時) (レス) id: d7a73f492c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MaKoto | 作成日時：2017年4月23日 17時
