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電車に揺られること数分
目的地である水族館に着いた
「着いた〜!」
毛伸びをしながら言う虎杖くん
『人いっぱいだったし長かったね』
「さすが東京だよなぁ…慣れねぇや」
「ま、そんなことより行こーぜ!」
と虎杖くんは私の手を取り
世にいう恋人繋ぎ、というものをした
『え!?』
「俺ペンギン見たーい!」
驚きを隠せない私を置いて虎杖くんは
目的地に向かおうと走り出す
『うぇ、ちょ!虎杖くん!?』
「あ、悠仁って呼んで?」
『え?』
「虎杖くんじゃなくて悠仁って呼んで?」
手を引っ張りぐいっと引っ張られ
あと数センチでキスしそうになるくらいに顔が近づく
『え、っと…ゆ、うじくん?』
「ゆ、う、じ!」
『えぇ!?ゆ、うじ?』
カタコトになりながらも言い切ると
虎杖くんは満足したのか
「ん!じゃあ行こ!」
とまた歩き出した
『(心臓に悪い…)』
「(やった名前呼び!照れてるの可愛かったなぁ)」
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作者名:茶漬けが食べたい | 作成日時:2021年3月17日 18時