君ニ夢中【虎杖悠仁】 (ページ12)

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今私は

品川に来ています

何故なら

虎杖くんからデートに誘われてしまったからです

誘われたのは2日前

水族館のチケットが2枚当たったから一緒に行かないかと

その時は嬉しさのあまり大声を出して叫んでしまった

そして今日も緊張しすぎて待ち合わせの20分前に着いてしまった

緊張するな、大丈夫かな

と心臓バクバクのまま虎杖くんを待ってると

突如後ろからトントンと肩を叩かれた

『ひょえっ！？！？』

｢あはは、おはよ天野！｣

『い、虎杖くん…おはよう』

｢驚き方可愛かった～｣

あははっと笑う虎杖くん

『う～変な声出たし恥ずかしい…』

｢あと、服もすんごく似合ってるかわいい｣

と目を細めながら笑う彼に

ドキッとする

『あ、りがと…』

自分でも顔が熱くなるのがわかり

俯く

すると突如虎杖くんに腕を掴まれる

｢んじゃ、行こうぜ！｣

ニカッと笑い歩き出す彼に私はついて行く

握られた手をギュッと

離さないように繋いで

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