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限界がきてしまったのか倒れる悠仁



『ちょっと嫌かもしれないけどごめんね!』


そういい悠仁の口に私の血を流し込む


七「華雅美の血…」


そして呪力を目に流し込み透麗眼を開く


以前も悠仁を助けるために使ったが


全然出来なかった


少しでもよくなれ


そう願いながら悠仁の傷を見る







数秒後


悠仁の傷が治ったかも分からないのに


先に私の方が限界にきてしまった


『はぁ…はぁ…』


七「華雅美さんありがとうございます。これ以上は貴方も危ない。急いで戻りましょう」


『はい』











その後



悠仁は無事目覚めたが



私は



『はぁ〜辛っ』



熱を出していた



もう一度寝ようか考えていると



コンコンとドアから聞こえた



起き上がり



『はい』



と言うとドアが開きそこには



悠仁と七海さんがいた



『2人ともお身体は大丈夫ですか?』



そう聞くと悠仁こちらに向かって歩き出し



私には抱きついた



『大丈夫?悠仁』



虎「あぁ…すげぇ心配した…」



と少し震えた声で言った



悠仁の背中を撫で



『七海さんは…?』


と聞くと


七「私はこのとおり大丈夫です。」


と言うので


『も、もしかして…勝手に行ったから…せ、説教をしに…?』


と聞くと七海さんはふふっと笑い


七「違いますよ」


と言った



七「命を助けてもらった相手に説教もクソもありません」



『助けただなんて…私は今回も何も出来なかった』


『屋上で真人と戦った時、私は改造人間を倒すのに戸惑ってしまった…殺すのが怖くて』



『それで背後取られて呆気なくやられて』


『前と…何も変わってない…』


布団をぎゅっと掴む


七「呪術師はその一瞬が命取りになります。けどそれよりも今回、私は貴方に助けられた。西東京市での任務とは違い貴方は人を助けた」


七「吉野順平の身体も治したのは貴方でしょう」


七「強くなったんじゃないんですか?」


そう優しく言う七海さん


思わず涙が溢れてしまった


『はい…』



この世はとても理不尽で不平等なんだ



そんな中でも私達は戦わなければならない




全員は救えないかもしれない




犠牲が出てしまうかもしれない



けど救えるが命ある限り




私は戦おう




虎「もう誰にも負けないくらい一緒に強くなろう」




『うん』

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茶漬けが食べたい(プロフ) - 紅花さん» 実は書く予定だったんですよね( ¯ω¯ )☆リクエストありがとうございます! (2020年11月24日 23時) (レス) id: c69c184f8d (このIDを非表示/違反報告)
茶漬けが食べたい(プロフ) - 緋月さん» 了解致しました!リクエストありがとうございます!! (2020年11月24日 23時) (レス) id: c69c184f8d (このIDを非表示/違反報告)
紅花(プロフ) - 虎杖と夢主ちゃんがカップルの時のお家デート?みたいなのが見たいです!! (2020年11月24日 23時) (レス) id: 240fb57e20 (このIDを非表示/違反報告)
緋月(プロフ) - 高校時代の五条先生と夢主ちゃんの絡みが見たいです! (2020年11月24日 22時) (レス) id: 64046e9ad0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茶漬けが食べたい | 作成日時:2020年11月22日 14時

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