強くなりたいだけなのに

73 ページ25

【2回表】


東｢ふっ…キャッチャーか。補給送球フィールディングetc...虎杖(ブラザー)にふさわしい役割と言えよう｣


東｢だが、俺が望むのは投手虎杖との一騎討ちだ！！｣


虎｢東堂！！｣


虎｢お前が投手やればいいじゃん｣


歌｢ダメよメカ丸が今投手しかできないんだから。｣


東｢約束してくれ虎杖(ブラザー)この打席俺がホームランを打ったら次回お前がピッチャーをやってくれ｣


東｢そしてシスター！！｣


急に東堂先輩に呼ばれ驚く


『え！？あ、はい』


東｢俺がホームランを打ったらあく｣


何を言いたかったのか分からないが東堂先輩が言い終わる前に


真希さんが投げたボールがヒットする


虎｢とっ東堂！！しっかりしろ！！｣


依｢ナイスピッチー｣


西｢ナイッピー｣


加｢ナイッピー｣


伏｢ナイッピー｣


釘｢真希さんナイッピー！｣


とほぼ全員からナイスピッチーと真希さんに声がかけられる


虎｢東堂…お前！！｣


『めちゃくちゃ嫌われてる…なんか可哀想に思えてきた…』


とぼそっと言うと隣にいる狗巻先輩が


狗｢おかか ツナマヨ！｣


の言った


『あはは…全然可哀想じゃないんですね』



【2回裏】


5番 セカンド 狗巻


狗巻先輩は打つと物凄い足の速さでベースの所まで走った


『狗巻先輩足速っ！』


虎｢間に合った！！｣


狗｢すじこ｣


とピースをしながら言う


そして次は私


『私野球やったこと無いんだよな…』


と言いながらベンチから離れる


伏｢なんか以外だな。スポーツ全般出来そうなのに｣


虎｢あ〜確かに。けど大丈夫っしょ！｣



『お手柔らかにお願いします…！』


と言っても無駄であろうがメカ丸先輩に言う


私は構えボールがくるのを待つ


そしてメカから発射されたボールは


『え、めっちゃゆっくりじゃん』


思いっきしバットを振る


『よし！ホームラン！！』



とガッツポーズをする



依｢あれはあの可愛さだから許されるのね｣


西｢メカ丸の気持ちがわかる。優しくしたくなっちゃう｣


釘｢ナイスA！！｣


狗｢すじこ〜！｣




そして次は悠仁の番


悠仁は万遍の笑みでバットを振り


真｢入ったな｣


見事ホームラン


虎｢おっし｣


『ナイス悠仁〜！！』


と言うと悠仁は振り向き拳を出てきた


距離はあるものの私も拳を前に出し返した



姉妹校交流会


2日目 野球


2-0


30年度交流会



勝者 東京校

お知らせ→←72

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す