光の花を咲かせましょう。〜Part３〜

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(ゃ・・・めて・・・ゃだ・・・ぃた・・・ぃ・・・たす・・・けて・・・。)


(うるせぇ！黙って殴られてろっ！このクソガキがっ！！)


(やめて・・・たすけ・・・て・・・ぉゕ・・・ぁさ・・・ん・・・)

(ちっ、またか。まぁいい。今日はここまでにしてやるよ。一ヶ月後、優莉子さんが帰ってくるからな。)



(ぃたぃ・・・いたい・・・痛い・・・。)


小さいころは母親が居ない時に殴られて、蹴られて、見えないところをカッターで切られたりして・・・。



毎日その、繰り返しだった。ずっと、あいつのストレスを発散する道具みたいに扱われて・・・感情なんてなかった。


今でも傷は消えない。背中には何回もカッターで切られた痕。お腹には何度も殴られた痣がうっすらだけど、たくさん残ってる。


もちろん、水泳の授業なんて受けられなかったし、切られた日にお風呂に入るとお湯が染みてとても痛かった。でも入りたくないって逆らうと、無理やり入れさせられる。


母親はあまり帰ってこなくて、帰ってくる一ヶ月前になると暴力は一旦無くなる。それだけが救いだった。あいつが優しくなるから。酒を飲まなくなるから。あいつが俺を居なかったかのように接してくれるから。


・・・ストレス発散の人形みたいに扱われるより、無視される方がましだと思った。俺なんか、居なければいいと思った。・・・俺なんか産まれなかったらよかったのに。そう思ってた。


・・・なんで俺生きてるんだよ。ずっと、ずっと、そう思ってた。



「生きるって、なんだよ。」 そう、一人で呟いた。

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