八乙女さん独占禁止法。

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A ｢ あの、先輩っ ｣

光 ｢ んー？ ｣






今日は12月25日。

クリスマス……だから先輩にプレゼントがあります。喜んでくれるといいな。






ｶﾞｻｶﾞｻ


バックの中から昨日こっそり買ったマフラーを出して、先輩の首に巻き付けた






A ｢ 私からのクリスマスプレゼントです ｣

光 ｢ あ、ありがと！ ｣

A ｢ いえいえ ｣






すると先輩はその場から急に立ち去った…

急な出来事だったからあまり理解出来なくて、ぽかーんとしてる自分がいる。






ちょっとしたら先輩は戻ってきて




光 ｢ 実は俺からも ｣

A ｢ えっ ｣

光 ｢ ハッピーメリークリスマス！ ｣






差し出されたのは赤いクリスマス仕様の袋。

多分長方形の箱が入ってると思う






A ｢ 開けてもいいですか？ ｣

光 ｢ どうぞっ ｣

A ｢ ………え、これ ｣






箱を開けると、宝石が輝くネックレス…

先輩は少しだけ鼻を高くしててとっても素敵な笑顔で笑ってる






光 ｢ 付けてあげる ｣

A ｢ どうしたんですか、これ ｣

光 ｢ バイトしてそのお金 ｣






大切なバイト代を私のために使ってくれるなんて思ってもなかった






光 ｢ おぉ、似合うねぇ ｣

A ｢ ありがとうございますっ、！ ｣

光 ｢ 八乙女光なめんなよー ｣






くしゃっと笑って頭をぽんっとする先輩はとても可愛らしかった。






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